百名山をすべて制覇するのは、登山者の憧れ。
自分も登山をするにつれて百名山を知り、目指すようになりました。
百名山制覇までの道のりを山行とともに紹介させて頂きます。
今回は東京の最高峰『雲取山』の記録。
百名山を目指す方の参考になれば幸いです。
雲取山に興味がある
百名山を登ってみたい
百名山の雰囲気を味わいたい
雲取山を登ってみたいけど、難しそうだな。
実際の登った感想を知りたいな。
決して難しくありません。初心者でも時間を掛ければ日帰りができますよ!
2023年8月現在、百名山を40座登っています。百名山の全山を目指しますので、ぜひとも一緒に百名山を味わって頂きたいです。
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雲取山
東京最高峰『雲取山』は日本百名山に選定されています。
雲取山へ向かう石尾根では見晴らしがよく、富士山や奥多摩の山々・南アルプスを眺めながら気持ち良い登山を愉しむことができます。
![雲取山 稜線](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/mount-kumotori-trail.jpg)
今回の登山情報
雲取山 (鴨沢)小袖登山口アクセス。
今回は自家用車で登山口を目指します。
雲取山の日帰り登山をされる方は自家用車で行く方が、時間的に自由度が高いのでおすすめです。
雲取山 鴨沢登山口の最寄りのICは「圏央道 青梅(おうめ)インターチェンジ」
インターチェンジから約60分で駐車場まで辿りつきます。
小袖乗越駐車場は60台停めれますが、夏や紅葉の季節にはすぐに一杯になってしまいますので注意が必要です。
※1泊2日で雲取山に登山される方は、駐車場の心配がない公共交通機関をおすすめします。
![小袖駐車場](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/image-4.jpg)
公共交通機関で行く場合は、最寄り駅は「JR奥多摩(おくたま)駅で、バス停は駅前すぐにあります。
西東京バス「奥09 鴨沢西行」または「奥10 丹波行」にて鴨沢バス停下車。
運賃は、片道758円で、乗車時間37分です
バスで行かれる方は、最終バスの時間を確認しておいて下さい。
![奥多摩駅](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/okutama-station.jpg)
※詳細は必ずホームページを確認してください。
雲取山 『鴨沢ルート』
今回の登った『鴨沢ルート』は雲取山でもっとも登られているコースになります。
山道は急登も少なくて整備されていて歩きやすいルートでなので初心者の方にもおすすめです。
雲取山近くの登山道は見晴らしがよく、富士山を見ながらハイキングが楽しめます。
ただ、雲取山までの登山距離は20kmと長くなっており、コースタイムも10時間47分と長いため、初心者の方は雲取山荘で1泊して2日間で歩くことがオススメ。
![山行ルート](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/mount-kumotori-hiking-route-481x1024.jpg)
出典:国土地理院ウェブサイトをもとに管理人むらが作成
自分の鴨沢ルートでの行程は、歩行距離20.1kmで時間9時間09分でした。
急登は少ないのですが距離が長いので、急がないでゆっくりと登ることが重要でした。
行きはゆっくりと歩くことで、足の疲れを溜めないようにすることで、下山でもなんとか膝を痛くならずに歩き通せました!
ざっくりとした登山の時間は下記です。
![行程概要](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/mount-kumotori-hiking-time.png)
雲取山 登山開始
2020年11月14日(土)5時20分スタート
会社の同僚とのグループ登山なので、登ったことがある人に引率してもらいなが登ります。
この先の登山道で暗い中、獣の鳴き声が…
朝一の暗い中の熊疑惑騒動は、めっちゃ怖かったです。
熊対策グッズを持っていて精神的に安心できてよかったです
![鴨沢登山口](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/kosode-trailhead-2.jpg)
6時過ぎに日の出。
七ツ石山小屋まではまだ紅葉していました。
![紅葉](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/sunrise-1.jpg)
堂所に到着!
まだ、半分に行っていないのでゆっくりと進みます。
![堂所の標識](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/doudokoro-1.jpg)
七ツ石小屋に到着。
小屋裏にテント場とトイレがありました。
小屋では、鷹ノ巣山などの奥多摩の山のピンバッチを売っています。
![七ツ石小屋](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/nanatsuishi-hut-1.jpg)
8時ごろに七ツ石山に到着!
やっと、行程の半分を過ぎました。
![七ツ石山](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/mount-nanatsuishi-2.jpg)
今日は天気が良くて、景色がよく見えます。
七ツ石山 山頂からの景色もなかなか良い!
![雲取山への稜線](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/mount-nanatsuishi-summit-scenery-1.jpg)
有名な踊る木を発見!
なぜ、1本だけなったのか不思議です。
![踊る木](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/dancing-tree-2.jpg)
奥多摩小屋は解体されていました。
解体お疲れさまです。
登山道の整備や小屋を運営していただいている方に感謝しかないです。
![奥多摩小屋跡地](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/hut-ruins-1.jpg)
この分岐よりに少し登りがあります。
ここで行動食を食べて、備えました。
![標識](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/mount-kogumotori-information-board.jpg)
稜線からの景色!
天気もよく、富士山もバッチリ!!
![登山道からの富士山](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/scenery-2.jpg)
雲取山 山頂前の一番の急登を登ると山頂はすぐそこ。
![雲取山](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/mount-kumotori4.jpg)
急登を登るとすぐに避難小屋があります。
![雲取山 避難小屋](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/evacuation-hut.jpg)
雲取山 山頂は避難小屋の奥にあります。
手前は山梨百名山なので注意。
![雲取山山頂への標識](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/information-board-1.jpg)
雲取山 登頂!!百名山 3座目get!
![雲取山山頂](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/mount-kumotori3.jpg)
避難小屋前に戻り、富士山を見ながら、みんなと昼食。
強者のセンパイは、イスを持ってきて鍋を作っていました。
スゴいです…
![みんなでランチ](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/lunch-1.jpg)
帰りの迂回路には登山道をつなぐ木道がありました。
バランスを崩すと危ないので慎重に。。。
![トラバースする木道](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/boardwalk-1.jpg)
下まで降りてくると、紅葉がきれいでした。
紅葉の季節は最高ですね。
![紅葉](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/autumn-leaves-2.jpg)
無事に駐車場に帰ってこれました。
![小袖駐車場](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/parking1.jpg)
駐車場には、住み着いているネコちゃんがいます。
人馴れしているので、逃げずにひなたぼっこしていました。
今回も無事に帰ってこれて感謝です♪
![ねこ](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/cat-1.jpg)
雲取山 登山であって便利だったグッズ
ヘッドライト
今回の登山では、暗い時間から歩き出しをすることもあり、登山道を照らすヘッドライトはなくてはならなかったです。
日帰りでも、トラブルにより山の中で暗くなってしまったら、ヘッドライトがないと動けなくなるので、購入して持っていくことをおすすめします。
おすすめを紹介させていただきますので、購入を検討してみて下さい。
マイルストーン MS-G2
![マイルストーン MS-G2](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/09/milestone-ms-g2.jpg)
マイルストーンは、『ヘッドランプ』の日本ブランドです。近年はトレイルランニングやファストハイクに使えるアイテムにも力を入れて展開もしています。
自分も使っていますが、28gと軽量なので全く負担にならず登山することができます。
最大で約14時間の点灯が可能ですので、山の中でも電池切れを気にせず安心して使用できます。
足元を幅広く照らせるワイド照射なので、しっかりと登山道を照らすことで安心して歩くことができます。
購入を検討してみてはいかがでしょうか?
SPEC
照射力:420 ルーメン (100ルーメンで12時間使用可能)
重量:65 g(本体重量)
電源:リチウムイオンポリマー充電池(内蔵)
防水性能:IPX4
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ペツル アクティック
![ペツル アクティック](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2022/07/image-19.png)
ペツルは、クライミングギアのメーカーです。登山ヘルメットやヘッドライトなどは、プロを含む幅広いユーザーから支持されています。
アクティックはコンパクトで軽量なモデルとなっており重量は86gです。高い照射力を持っており、登山道を明るく照らしてくれるため安心して登山することができます。
ペツルのハイブリットコンセントを採用しており、電池とバッテリーの両方に対応しているモデルとなっており、すべてのユーザーに対応できおすすめです。
購入を検討して見てください。
SPEC
照射力:350 ルーメン (100ルーメンで12時間使用可能)
重量:86 g
電源:単4アルカリ電池3本(付属)、リチャージャブルバッテリー『コア』(別売)
防水性能:IPX4
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熊スプレ
登山をやるときに購入を悩むのが、熊スプレー。
今回の登山で、夜明け前に得体の知れない動物の鳴き声があり、本当に怖かったです。ただ、熊スプレーを持っていることで、少し余裕を持って確認ができました。
値段は高いですが命には代えられません。銃を携帯できない登山者が、唯一熊に攻撃できる武器となります。
おすすめの熊スプレーを3つ紹介させていただきますので、購入を検討してみてください。
熊撃退スプレー (ラングスジャパン)
![熊撃退スプレー](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/07/bear-attack.jpg)
自分はこれを常に携帯しています。
唐辛子成分(カプサイシン2.0%含有)のスプレーで、最長噴射距離は約10.5mと最長クラスです。熊や環境に後遺症などは残らないように作られています。
持っていたらよかったのにと思う前にぜひ購入を検討してみてください。
●サイズ : 約215mm×Φ50
●重量 : 本体/約300g、ホルスター/約100g
●内容物 : トウガラシエキス 代替フロン(HFC-134a)
●噴射距離 : 約7〜8m
●噴射時間 : 約5〜7秒
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POLICE MAGNUM 熊撃退スプレー 中型
![POLICE MAGNUM 熊撃退スプレー 中型](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/07/bear-attack1.png)
ツキノワグマ専用に作られた熊撃退スプレー。
一般的な熊撃退スプレーをツキノワグマに噴射するのは、威力が強力すぎるとも言われています。
誤射してしまった際でも水性のため、洗い流すことで人体への影響が少ない商品です。本州にお住まいの方は検討してみてはいかがでしょうか。
※ヒグマには向かない商品になります。
●重量 : 本体/約160g
●噴射距離 : 約5m
●噴射時間 : 約2~2.5秒
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カウンターアソールト・ストロンガー
カウンターアソールト・ストロンガー(CA290)はカプサイシン(唐辛子エキス)を成分として利用した、超強力な熊撃退スプレー。
ツキノワグマには強過ぎるかも知れませんが、ヒグマに対しては効果的です。業界屈指の威力を誇っているので、威力を重視する方は購入を検討してみてください。
![カウンターアソールト・ストロンガー](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/07/counter-assorted-stronger.jpg)
●サイズ : 約213×φ59
●重量 : 本体/約380g
●内容物 : カプサイシン(トウガラシエキス)、HFC-134a
●噴射距離 : 約10m
●噴射時間 : 約9秒
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まとめ:雲取山で絶景の見える登山道をあなたも!
![雲取山山頂](https://free-hiker.com/wp-content/uploads/2023/08/mount-kumotori3.jpg)
百名山 3座目は雲取山(くもとりやま)でした。
百名山と言われるとスゴイ山と思ってしまいますが、雲取山は登りやすい山です。距離が長いので、初心者の方やご高齢の方は1泊2日で登山を計画すれば安心です。
自分が登った時もたくさんの方が登山をされていましたので、みなさんも大丈夫です。絶景の見える登山道を味わってみてください。
ぜひ山での非日常を思いっきり楽しんでいただければと思います!
あなたの安全登山を応援します!
雲取山(くもとりやま)は初心者でも安心して登山できる。
距離が長く時間がかかるので、1泊2日がおすすめ
見晴らしの良い登山道が最高!
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![](https://image.moshimo.com/af-img/0068/000000004154.gif)