【登山ギアレビュー】アルトラローンピーク！登山初心者にも優しい登山靴

サラリーマン管理人 2022年12月18日 / 2024年4月7日

今回は、アルトラの大人気登山靴の【ローンピーク】です。

ローンピークを買いたいけど、本当に自分に合うシューズなのか気になりますよね？結論になりますが、軽量で履き心地が良い登山靴を欲しい方におすすめなシューズが「ローンピーク」

ローンピーク5を１年間 30以上の山で使い倒してきました。山で得た経験から
自分が感じたローンピークの特徴やローンピークの良かった点と気になる点を説明していきます。

この記事を読むことで、ローンピークがどのような登山靴なのか、本当に自分に合う登山靴なのかがわかります。

そこで今回は、アルトラの「ローンピーク」をレビューしていきます。

登山靴の選び方は、下記の記事にて詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

ランニングシューズブランド「アルトラ」

アルトラ」は、アメリカ合衆国ユタ州に本社を置くランニング用品メーカーです。2009年に設立された比較的新しいメーカーですが、ランニングやトレランシューズが有名なメーカーです。

アルトラの代名詞と言えば、ゼロドロップ。ゼロドロップを採用することで正しいランニングフォームを自然に身につけることがシューズを作り続けているブランドです。

ドロップとは、靴のつま先とかかとの地面からの高さの差を言います。つまり、①(つま先）-②(かかと)=ドロップになります。ゼロドロップとは、①(つま先）と②(かかと)の高さの高低差がないシューズのことです。

通常の靴は、スムーズな体重移動をするために、①(かかと)に高さがあるように作られています。①(かかと)の方が（つま先)よりも高くなっており、ランニングする時に、かかと着地で走りやすい構造になっています。

ただ、かかと着地での走り方には、弱点があります。それは、かかと着地の衝撃がひざにいくことで、ヒールストライクを引き起こし、膝が痛くなる可能性がある事です。ゼロドロップは自然な歩き方へと促します。そのため、膝に負担のかからない歩き方・走り方を覚える事ができます。

アルトラのシューズの中でもグリップ力・重量・クッション性・履き心地において、バランス良く設計されているシューズが【ローンピーク】そのバランスの良さから、多くのランナーやハイカーから支持されています。

アルトラの特徴はなんと言っても、横幅が広い設計になっている事です。日本人の足の形に多い、甲高で幅広でも対応してくれます。また、つま先の部分も広く作られているため、足の指がフリーになり、窮屈感を感じにくく歩きやすくなっています。足の指を

ローンピークのソールは粘り気のあるグリップ力を生み出す形状に作られていますので、滑りやすい登山道でも安心して歩くことができます。また、ゼロドロップを採用しているのでクッション性が低いと思われがちです。ローンピークはそんなことはありません。

クッション性はありながらも安定性も両立させてあります。ソールが薄めなので、足裏で地面の感覚をとらえることができるのも大きな特徴です。

ローンピークシリーズは履いていて、非常に履き心地が気持ちの良いシューズです。その他に、気に入っている点はクッション性です。もっちりとした感触のクッションはやみつきになるくらい気持ちいいです。

また、軽さも大きな魅力です。通常の登山靴は片足600gくらいに対し、ローンピークは片足約300g程度と半分になっているため、軽快な足運びが可能となっています。非防水であることで、足が蒸れずらくなっているので、靴づれもしにくいのもお気に入りポイントです。

ローンピークの気になる点は、ソールが柔らかい点です。岩稜帯や鎖場では、ソールが柔らかいため、ソールの硬さを利用した立ち込みができません。足の力を使わないといけないので、岩場を登るのが大変に感じました。

個人的感想ですが、一般的な登山道には最適ですが、岩場にはあまり向かないかと思います。また、ゼロドロップ採用の登山靴ですので、通常の靴よりも上り時にふくらはぎを使います。自然な歩き方を促すために、ふくらはぎをトレーニングすることになります。

今回は、アルトラの大人気登山靴のローンピークをレビューしました。

ローンピークで30以上の山を登った実感としては、履き心地やソールのクッション性などがよく、軽量なシューズですので非常に快適に登山が楽しめるシューズとなっています。

「ローンピーク」は、軽量で履き心地が良い登山靴を欲しい方におすすめなシューズです。

間違いなく快適性にびっくりすると思いますので、今まで重い登山靴を使われている方は一度試してみてください。世界観が変わると思います。

ぜひ、ローンピークで山での非日常を味わってください。あなたの安全登山を応援します！