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・鳳凰三山を一度は登りたいという
夢を叶えたい方
・鳳凰三山の登山ルート・アクセス方法を
知りたい方
・登った人の感想を知りたい方
日本百名山制覇は登山者の憧れ。
自分も登山をするにつれて百名山を知り、目指すようになりました。
百名山制覇への道のりを紹介させていただきます。
一緒に百名山を登山しませんか。
この記事を読むことで「鳳凰三山(ほうおうさんざん)」の登山を楽しめます。
鳳凰三山は登りがきついから
登れるかな?
こんにちは、むらです。
280以上の山を登山しています。
一気に登るので、高山病に注意が必要ですがゆっくり登れば大丈夫。
※山に行かれる方は、登山地図を必ず携帯することをオススメします。
登山アプリだけでは携帯電話を谷底に落としてしまったり、電池がなくなると登山ルートがわからなくなり遭難してしまいます。
持っていない方は、購入を検討してください。
「天を貫くオベリスク」
百名山:鳳凰三山

日本百名山に選定されている鳳凰三山(ほうおうさんざん)は、地蔵ヶ岳(じぞうがだけ)・観音ヶ岳(かんのんがだけ)・薬師ヶ岳(やくしがだけ)を総称です。
地蔵ヶ岳(じぞうがだけ)の頂上にはオベリスクと呼ばれる大きな岩があります。
鳥のくちばしに見えることから、鳳凰(ほうおう)と呼ばれる由来となったと言われています。
稜線上に山小屋あり、南アルプス縦走の入門コースとして人気が高くオススメ。
地蔵岳まで上るまではキツイですが、登り終えると別世界!
花崗岩(かこうがん)の白い山肌に変わり、地蔵岳~観音岳~薬師岳まで稜線は左右が開けています。
白砂が特徴的な稜線は、幻想的雰囲気で登山者に愛されています。
鳳凰(ほうおう)三山
登山ルート

鳳凰三山(ほうおうさんざん)の登山ルートは、主に下記の3つ。
一番人気の「青木鉱泉(あおきこうせん)周回ルート」・眺望が少なく樹林帯の急登が続く「中道往復ルート」・尾根沿い歩きの「燕頭山(つばくろあたまやま)往復ルート」があります。
「青木鉱泉(あおきこうせん)周回ルート」では、鳳凰小屋まではいろんな滝を見ながら沢沿いを登れ、最短で登山が可能です。
「中道往復ルート」は登り始めから急登が続きます。体力に自信のない方にはオススメできません。
「燕頭山(つばくろあたまやま)往復ルート」は古くから地蔵ヶ岳(じぞうがたけ)へお参りする道。石碑が登山道に点在しており、歴史を感じながら登山することができます。
どのルートからも急登があるので、ゆっくりと登ることが攻略の秘訣です。
体力に自信のない方は1泊2日の行程とし、小屋に宿泊することをオススメします。
青木鉱泉周回ルート

一番人気の「青木鉱泉(あおきこうせん)周回ルート」にしました。
ドンドコ沢を横目に登ることができ、清涼感があり楽しく歩けます。
鳳凰(ほうおう)小屋からは、真っ白な砂地の急な上り坂で、足が取られ体力を消耗します。
ゆっくりと自分のペースで登るのが、攻略のコツです。
木々がないので日差しが降り注ぎますので、日差し対策をしていくことをオススメします。
体力に自信のない方は、鳳凰小屋で1泊するとゆっくりと登山を楽しむことができますよ。
登山口(青木鉱泉)
までのアクセス

青木鉱泉(あおきこうせん)までは、自家用車がオススメ。
自家用車では中央自動車道の韮崎(にらさき)ICを降りて、23km走ると到着します。
青木鉱泉の駐車場は有料(800円)で80台停めることができます。
未舗装路が一部あるものの、道幅は広くアクセスは良好で行きやすいです。
バスで行くこともできますが、土日と祝日のみで予約運行になります。
令和6年7月からバスは
事前予約制になってます。
鳳凰(ほうおう)三山
登山スタート

2022年7月23日(土)4時半に青木鉱泉(あおきこうせん)駐車場に到着。
上の駐車場は満車になっていたので、一番下の駐車場に停めました。

ドンドコ沢登山口を目指します。
看板がかわいくて、テンションが上がります。

バスも運行しています。
現在は行きも帰りも予約制です。
予約していないと乗れないので注意が必要。

青木鉱泉に到着。
宿泊している方がいて、電気がついていました。
風情のある建物ですね。

駐車場の受付は、建物の右奥にあります。
お風呂の入口も同じ場所です。
日帰り入浴は9時〜19時になります。

青木鉱泉のトイレです。チップ制です。
この先は鳳凰小屋までトイレはありません。
立ち寄ることを
オススメします。

青木鉱泉の脇に手洗い場と登山届け提出場所があります。
今回もアプリ「コンパス」で登山届け提出。

青木鉱泉には自動販売機も設置されています。
缶は200円・ペットボトルは250円です。
下山後は、炭酸飲料は売り切れでした……。

まずは、川沿いの舗装路を歩きます。
整備がされすぎていて、ビックリしました。

朝日に照らされる鳳凰三山!
これから登るぞ!!

登山道にカエルさんがいました。
保護色になっていて気付かないで踏むところでした。。。

少し下って、ドンドコ沢に入ります。

ここがドンドコ沢?
あまりに水量が少なくてビックリしました。
雨が降って水量が増えると渡れないので、注意してください。

ここからは樹林帯が続きます。
朝一の樹林帯は涼しくて最高です。

名もなき小さな滝がありました。
この登山ルートには、有名な滝が4つあります。
手前から南精進ヶ滝・鳳凰滝・白糸の滝・五色の滝です。
ルートを少し外れないと行けないので、今回はパスしました。

小さな岩場がありました。
ロープも設置されているし、足場もしっかりとしています。
ゆっくりと進めば問題なし。

登山道に苔が生えていて、趣がありますね。
ちょっと奥多摩(おくたま)に似ています。

地蔵ヶ岳を目指します。
昔は地蔵岳と呼ばれていました。
平成17年に自治体からの申請で国土地理院にて、地蔵ヶ岳と名称が変更されています。

倒木の上に石が並べられていました。
道が分かりづらかった
ので助かります。

樹林帯の先に河原があり、道なき道を歩きます。
目印が少ないので、少し迷いやすいので注意してください。

崩れていて、登山道が狭くなっていました。
滑ったら危険ですので、慎重に渡ります。

苔がキレイです。
登山道にある苔は、なんでこんなにキレイに見えるんですかね。

キレイな沢がありました。
水が豊富で神秘的♪

五色滝(ごしきだき)に到着。
少し離れたところに五色滝があります。
滝には寄らず、鳳凰(ほうおう)小屋を目指します。

ちょっとした岩場がありました。
ロープがありますが、使わないでも登れました。
難しくないです。

またまた、沢渡りです。
ここは足跡があるので、迷わずに歩くことができました。

オベリスクが鎮座する地蔵ヶ岳が見えました。
まだまだ、先は長いですねぇ。

鳳凰(ほうおう)小屋に到着!
中を少し拝見したんですが、キレイな小屋でした。
南アルプス天然水のアイスコーヒが有名みたいです。

鳳凰(ほうおう)小屋のトイレです。
利用料金は200円。
この先はトイレがないので、用を済ますことをオススメします。

手洗い場もありました。
南アルプスの天然水が常時出っぱなし!
贅沢ですね。

鳳凰(ほうおう)小屋には無料の水場がありました。
右側は小屋番さん専用で、左側に水が出ている場所が登山者が使えます。
小屋番のお兄さん、教えて頂きありがとうございました。

写真だと見づらいですが、管の穴から水が出ています。
ここで南アルプスの天然水を補充しました。
冷たくて
美味かったです!

鳳凰(ほうおう)小屋を過ぎると急登の砂場があります。

砂地の急登は、景色がキレイでした。
景色を眺めながら、ゆっくりと登るのが攻略のコツです。

砂地は開けているので遠くに、観音ヶ岳が見えました。
まずは地蔵ヶ岳に登って、観音ヶ岳目指します。

砂地で急なため、足が滑りやすいです。
トレッキングポールを持っていったので、滑らずに登ることができました。
トレッキングポールを持っていくことをオススメします。

高山植物の「タカネビランジ」が咲いていました。
岩場に薄ピンクの花が咲いていて、キレイでした。

みんな分岐に荷物を仮置きしていたので、真似をして荷物なしで登ります。
真似をされる方は盗まれる可能性もあるので、自己責任でお願いします。
もう少しで
オベリスク到着です。

オベリスクに到着!
真ん中の隙間にロープがあって、登れるようです。
高所恐怖症の自分は
怖くて登れなかったです……。

山頂からは360度の景色が広がっていました。
景色を見ると、疲れが吹き飛びますね。

8時48分 地蔵ヶ岳登頂!
地蔵ヶ岳の標識は、山頂ではなく砂地の分岐にありました。
観音ヶ岳と薬師ヶ岳を
目指します。

観音ヶ岳までの登山道。
地面が砂地で歩きやすかったです。

観音ヶ岳までの稜線は、前を歩いている登山者も見とれてしまう美しさ。
登山道が開けていて景色も抜群ですね。
一度歩いてほしいです。

「ハクサンシャクナゲ」が咲き誇っています。
高山植物は、なんでこんなに
キレイなんですかね。

地蔵ヶ岳と稜線。
このあたりから、気分が悪くなってきました。
最初は寝不足で疲れていると思っていましたが、高山病の症状が……。

鳳凰(ほうおう)小屋分岐に到着。
ここから鳳凰(ほうおう)小屋に戻れます。

もう少しで観音ヶ岳。
このあたりで頭も痛くなり、歩くのも辛くなってしまいました。。。
寝不足と脱水症状で
体調を崩しました。

9時57分 観音ヶ岳登頂!
ここでお昼ごはんの予定でしたが、高山病の症状がひどいので昼ご飯を食べないで休憩。
後輩にお願いして、薬を飲んで少し寝ました。

少し体調が回復したので、行動開始。
薬師ヶ岳を目指します。

10時38分 薬師ヶ岳到着。鳳凰(ほうおう)三山制覇!
高山病の症状が収まらず、下山を急ぎます。

薬師ヶ岳の山頂広場に燕岳(つばくろだけ)で有名なイルカ岩が!
燕岳(つばくろだけ)だけ以外にもイルカ岩があるんですね。

下山開始。
高山病でフラフラしてきたので、早く標高を落とします。

下山路からも絶景が見えました。
体調が良い時に見たかったです……。

一気に下って、樹林帯に突入。
ひたすら樹林帯を下ります。

御座石(ございし)に到着。
不自然なほどデカい岩でした。
このあたりで高山病は回復しました。
高山病になったら標高を
下げるのが一番ですね。

樹林帯の急登を下ります。
噂には聞いていましたが、このルートはなかなかの急登でした。
この中道ルートは、下山で使うのがオススメです。

急登を下り終わったところに、廃墟がありました。
調べてみると、大昭和製紙山林部の山小屋があったみたいです。

ここからは林道を歩いて青木鉱泉に戻ります。
約30分くらい
かかりました。

12時48分 下山完了。
青木鉱泉(あおきこうせん)に帰ってきました。

青木鉱泉(あおきこうせん)で駐車料金を支払いしました。
駐車料金は1日 800円。
高山病になり大変でしたが、無事に帰ってこれて良かったです。

今回は15.8kmで行動時間は7時間49分でした。
今回は暑い時期だったので、熱中症気味で高度を一気にあげたため、初めて高山病にかかってしまいました。
それでも、良い景色が見れて充実の登山ができました。
今後は熱中症対策を考えて
行きたいと思います。。。
鳳凰三山で持っていけば
良かったアイテム
鳳凰三山(ほうおうさんざん)に持っていけば良かったアイテムは「日傘」です。
初夏は体が暑さに慣れていないので、しっかりと熱中症対策をしなくてはいけないことを鳳凰三山の登山で学びました。
地蔵ヶ岳手前の砂地から薬師ヶ岳の山頂までは、日差しをさえぎるものがなく、暑くて大変でした。
日傘を持っていけば良かったと後悔しました。
その反省から日傘を購入し、お守りとして登山に持っていっています。
鳳凰三山で持っていけば
よかったアイテム
「日傘」
ゴッサマーギア
「ライトトレッキングアンブレラ」

ゴッサーマーギアは軽量な登山アイテムを開発する、アメリカの登山ブランドです。
シンプルで機能的なアイテムは、世界中の登山者に愛されています。
「ライトトレッキングアンブレラ」はわずか173g。卵3個分の軽さだから、ザックに入れても重たさを感じさせません。
使用時の直径は95cmと大きいので、登山での強い日差しからしっかりと身を守ってくれます。
別売りの「HANDS FREE UMBRELLA CLAMP」と合わせて使用することで、手ぶらで使用することができます。
軽量な日傘をもって、軽快に登山してみませんか?


トレイルバム
「ライトトレックウルトラUV」

トレイルバムは、日本の登山ブランドです。
軽くて機能的なデザインが特徴で、軽量なスタイルを好む登山たちに支持されています。
「ライトトレックウルトラUV」はシンプルだけど、「軽さ」「機能」のバランスが優れたハイキングアンブレラの定番品。
SilverUV 紫外線保護指数(UVPF) 50+で登山のどんな日差しでも、安心して使用することができます。
209gと軽量ですがグラスファイバーのフレームを仕様し、強風下でも圧力をうまく受け流してくれます。
安心の日本製の日傘を購入して、景色の良い登山道を歩いて見ませんか?

ユーロシルム
「 バーディーパル OD アンブレラ」

EuroSCHIRM(ユーロシルム)はドイツ生まれで、傘作り一筋 90年余りの世界的アンブレラブランド。
「バーディーパル OD アンブレラ」は 大型台風でのテストでは、壊れなかった非常に丈夫な傘です。
エンド部にセーフティランナー付きで、突然の強風でも傘が飛ばされないように傘を守れます。
耐久性の高いファイバーグラス製のフレームは、過酷な登山でも安心して使用することができます。
タフな傘を末永く、登山の相棒として使ってみませんか?

白い絶景稜線の鳳凰三山を
楽しみましょう!
百名山 24座目は鳳凰三山(ほうおうさんざん)でした。
青木鉱泉(あおきこうせん)からは一気に標高上げるので、ゆっくりと登りましょう。
初心者の自分は、高山病になってしまいました……。
ただ、1泊2日にすれば、体力に不安がある方でも登頂することができます。
白い砂地の登山道や景色の良い稜線歩きは、別世界なので一度体験していただきたいです。
これからも百名山制覇を目指していきます。一緒に百名山を登りませんか?
・高山病対策でゆっくりと登る。
・夏場は、日差し/熱中症対策が必要。
・トレッキングポールがあると快適。


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