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四阿山を登ってみたいがこわい方
四阿山登山の全体像を知りたい方
登ったことのある人の感想を知りたい方
日本百名山をすべて制覇するのは、登山者の憧れ。
自分も登山をするにつれて百名山を知り、目指すようになりました。
百名山制覇までの道のりを紹介させていただきます。自分でもできているので、一緒に百名山を目指しませんか。
この記事を読むことで百名山「四阿山」登山を楽しめます。
四阿山ってどんな山なのかな？行ったことがないから少し怖いな。
こんにちは、むらです。280以上の山を登山しています。四阿山は景色を見ながら尾根歩きができる良い山なんだ。危険な箇所もすくないので、ゆっくり登れば大丈夫だよ。
※山に行かれる方は、登山地図を必ず携帯することをオススメします。
登山アプリだけでは携帯電話を谷底に落としてしまったり、携帯電話の電池がなくなると登山ルートがわからなくなり遭難してしまいます。
持っていない方は購入を検討してみてください。
ポチップ【百名山】四阿山(あずまやさん)
四阿山(あずまやさん)は、群馬県と長野県の県境にある標高2,354mの百名山です。どこから見てもなだらかな見た目が、屋根のように見えることから四阿山(あずまやさん)と名付けられたと言われています。
隣接する花の百名山の「根子岳」を周遊しながら、登山できるのが贅沢なルートがあります。山々を眺めながら尾根を歩くことができたり、山頂からはパノラマビューをおがむことができます。
長野市や上田市とも近いため、善光寺や上田城などの観光スポットも同時に楽しめます。
周辺地域を調べて登山計画をたてると、一層楽しめますのでオススメです。
四阿山(あずまやさん)登山ルート
四阿山(あずまやさん)の登山ルートはさまざまあり、初心者から上級者まで楽しめます。
登山ルートは、初心者向けの「ゴンドラルート」・花の百名山も登れる定番の「根子岳〜四阿山周回ルート」・天然記念物の的岩(まといわ)がある「鳥居峠ルート」・上級者向けの「茨木山〜四阿山ルート」の4つです。
百名山と花の百名山を縦走できる「根子岳〜四阿山周回ルート」を選択しました。
根子岳〜四阿山周回ルート
四阿山(あずまやさん)の定番コースが「根子岳〜四阿山周回ルート」。花の百名山の根子岳では四季折々の草花が咲き乱れ、豊かな植物を観察することができます。
根子岳(ねこだけ)と四阿山(あずまやさん)を結ぶ登山道に、大スキマと呼ばれる草原があります。まるでヨーロッパを思わせる風景は圧巻です。
四阿山(あずまやさん)の山頂では、360度の大パノラマが広がっています。このルートでは、難しい場所がないので初心者の方でも登りやすいのが魅力です。
登山口(菅平牧場)までのアクセス
「根子岳〜四阿山周回ルート」の登山口がある菅平牧場までは、自家用車での移動がオススメです。公共交通機関でもいけます。ただ、最寄りのバス停から30分以上歩かないといけないです。
自家用車だと上信越道の上田菅平(うえだすがだいら)ICを降りて、一般道を1時間程度走ると到着します。駐車場は無料で140台停めることができます。
近くにトイレもあるため、安心して利用できます。
登山スタート
2021年11月20日(土)6時30分に駐車場に到着。11月の時点で大きいトイレが閉鎖していました。
調べてみると冬季(12月1日〜4月20日)は、菅平牧場への一般車両進入禁止になっているそうです。
トイレの脇に簡易トイレを設置してくれていました。こちらは使えました。
ただ、清掃されていないので、めっちゃ汚いです…。
使えるだけ感謝ですね。
登山口から少し進むと、菅平牧場を見渡せます。
朝焼けも相まってキレイでした。
登山道の脇に東屋があります。
今回は縦走なので、寄らずに先を急ぎます。
登山されない方は、ここでマッタリするのも良さそうです。
登山道をさらに進むと、シラカバの林に突入します。
登山道がしっかりとしていて歩きやすかったです。
早くも地面が凍りはじめました。
11月の下旬となると寒くなるんですね。
根子岳(ねこだけ)の手前で雲の中に。。。
日差しが届かなくて寒いので、アクティブインサレーションを着込みました。
日差しを雲がさえぎっているし、風も強かったので寒かったです。
保温性のある行動着をもっていって良かったです。
さらに登ると、少しだけ雲が晴れました。
眼下に菅平牧場が見えました。根子岳(ねこだけ)の中腹まで来ると樹氷ができていました。
天気が悪い中での登山でも、こういう景色が見えるとテンションあがりますよね！
この看板が見えたら、根子岳(ねこだけ)山頂まであと少し。
花の百名山「根子岳(ねこだけ)」に登頂！
また雲の中に入ってしまい、風もあり寒かったです。
雲がなければ、根子岳(ねこだけ)も景色が良いみたいです。
山頂からは北アルプス・南アルプス・中央アルプスなどの山々が見えるみたいです。
今回は景色が見れず、残念。四阿山に期待して進みます。
山頂にある、根子岳(ねこだけ)神社。中には大黒像がまつられています。
根子岳神社を撮影し、山家(やまが)神社の里宮で報告すれば御朱印を頂けます。
雲の中での登山…。
四阿山(あずまやさん)までは、景色が良い登山道になっているのに残念。
根子岳(ねこだけ)から少し進んだところの登山道が、一部崩落していました。
地面が凍っているので、注意して進みます。
途中から雪道になりました。
皆さんが歩いているため、表面に土があり滑りませんでした。
持っていったチェーンスパイクはまだ必要なし。
根子岳を降りて大スキマに8時5分に到着しました。
奇跡的にダイヤモンド四阿をおがむことができました！
大スキマを通り過ぎてから、樹林帯を登って四阿山(あずまやさん)を目指します。
距離は短いですが、急な登りなのでゆっくりと進みました。
登っている途中に振り返って見ると、根子岳(ねこだけ)が晴れてきました。
四阿山(あずまやさん)に期待して、急登を登って行きます。
自分がいなくなると晴れる…山あるあるですね。
日陰になる登山道では雪が残っていました。
少し凍っているので滑りますね。チェーンスパイク持っていっていたので問題なし。
持っていったチェーンスパイクを装着し進みます。
急登を登り終えると広場に出ます。この広場は分岐になっています。
下山するときは、ここから中四阿山(ちゅうあずまやさん)方面に向かいます。
雲がなくなって、太陽が出てきました。
一気に暖かくなり、気持ちよく四阿山(あずまやさん)を目指していきます。
天気が回復！四阿山からの景色に期待。
この広場からも良い景色を見ることができます。広場はスペースがあるので休憩にもってこいです。
行動食を食べて、景色を見ながら少し休憩。
これから登る、四阿山(あずまやさん)！
白くなっている木は、樹氷です。花が咲いているようでキレイですね。
四阿山(あずまやさん)山頂手前には、階段が続いています…。
一部壊れかけているので注意が必要です。
2021年11月20日(土)8時37分 四阿山登頂！
天気が良く、360度の絶景が広がっていました。
百名山17座目GETしました。
四阿山(あずまやさん)山頂にある、山家(さんが)神社の奥宮。
山家神社の神様は水分(みくまり)の神として雨ごいの対象ともされ、崇拝されています。
四阿山(あずまやさん)山頂の木々に、樹氷ができていました。
山頂は暖かいですが、夜には非常に冷え込むんですね。
見づらいですが、奥にうっすらと富士山が見えました！
別の方角では、根子岳(ねこだけ)と雲海が見えます。
奥には北アルプスも見え、絶景を堪能しました。
樹氷と景色を眺めながら、ランチ休憩。
絶景を見ながらのランチは格別です♪
子四阿山(こあずまやさん)ルートに入ってすぐに、ヤブこぎがあります。
夏場には笹が伸びてやばそうです。。。
中四阿山(ちゅうあずまやさん)前の四阿高原と菅平牧場の分岐です。
右の菅平牧場側を下山していきます。
下山路は開けているので、絶景が広がっています。
下山路も視界が開けていて、気分がいいです。
雲海の先に北アルプスがキレイに見えました。
中四阿山(ちゅうあずまやさん)ルート側から見る四阿山(あずまやさん)はじ樹氷で真っ白でした。
11月だと、日向と日陰で山の表情が変わるから、変化に富んでいて飽きないですね。
中四阿山を通り過ぎました。どこにあったのか気づかなかったです。
さらに下山して、子四阿山の山頂手前からの四阿山(あずまやさん)。
ありがとう四阿山・根子岳、良い山でした。
子四阿山(こあずまやさん)を過ぎて、少し歩くとシラカバと笹の登山道になります。
笹の登山道を過ぎると、少し開けていきます。
歩きやすい登山道になります。
ここまでくれば、もう少しで菅平牧場です。
中四阿山(ちゅうあずまやさん)経由の登山口まで、下山完了。
ここからは菅平牧場を歩いていきます。
高山植物や動物の持ち帰りは禁止されています。
キレイな花などは摘まずに、写真を取るだけにして美しい自然を残していきましょう。
左に見えるのが根子岳(ねこだけ)で、右が四阿山(あずまやさん)。
山々を見ながらの牧場歩きは最高です♪
無事に駐車場まで戻ってこれました。
10時半ごろで第一駐車場は満車でした。第二駐車場が7割くらい埋まっていました。
登山時間は3時間46分でした。危ないところも少なく楽しく登山できました。
山頂からのパノラマビューは、ぜひとも体験してもらいたいです。
四阿山で持っていて良かったアイテム
『アクティブインサレーション』
四阿山(あずまやさん)で持っていって良かったアイテムは「アクティブインサレーション」です。
アクティブインサレーションとは行動中の保温を目的としたウエアです。適度な保温性と高い通気性を兼ね備えているため、今回のような寒い時期の登山では活躍してくれます。
寒い時期にはウインドブレーカーだけでは、保温力が足りず寒い思いをしてしまいます。最悪の場合は、低体温症になり動けなくなります。
自分は寒い時期はダウンだけでなく、アクティブインサレーションも持っていきます。今回の登山でも前半の寒い時間帯には、羽織ることで暖かく登山できました。
280以上の山を登った経験からおすすめのアクティブインサレーションを紹介させていただきます。
『アクティブインサレーション』おすすめ3選
アークテリクス：アトムSLフーディー
アークテリクスはカナダ発の革新的なアウトドアのトップブランドです。過酷な環境でも頼れる高品質ギアを提供し、世界中の登山者に愛用されています。
「アトムSLフーディー」は、驚くほど軽量でコンパクトに折りたためる一着です。胸と背中に効果的に保温材が配置されており、登山での急な気温低下に対応することができますので重宝します。
実際に触ってみたときには、この軽さとコンパクトさには驚きました。
かっこよいアークテリクスの「アトムSLフーディー」を着て、登山してみませんか？
ポチップファイントラック：ポリゴンアクトフーディー
ファイントラックは、日本発のアウトドアブランドで、独自の技術で開発した高機能ウェアが特徴。特に、防水性や速乾性に優れた製品は多くの登山者が愛用しています。
「ポリゴン アクト フーディー」汗をウエア全体で吸いながら拡散・蒸発をしてくれのでウ、エア内がドライに保たれ快適に登山することができます。
その秘密がファイントラック独自開発の「ファインポリゴン®」を採用しており、一般的なアクティブインサレーションよりも3.5倍早く快適になることが試験データーで示されています。
軽量なストレッチ生地と立体パターンが着心地が良く動きやすいため、登山での激しい動きにもストレスを感じません。
高機能なウエアを着て、快適に登山を楽しんでみてはいかがでしょうか？
ポチップモンベル：U.L.サーマラップ パーカ
日本を代表するアウトドアメーカーが「モンベル」。「U.L.サーマラップ パーカ」は、コストパフォーマンスに優れた一着です。
中綿にはモンベル独自の「ストレッチ エクセロフト®」を使用しており、優れた保温性、耐久性、そしてストレッチ性を持ち合わせています。通気性と伸縮性に優れたシェル素材を組み合わせることで、驚くほどの動きやすさと快適さを実現しています。
自分は登山での行動着としてはもちろん、山頂での休憩用の保温着としても使用しています。これでも寒い際は、上からウインドブレーカーを羽織ると暖かさのバランスが絶妙で気に入っています。
身体にぴったりとフィットする細身のシルエットは、冬季登山の中間着やアウターとしても使える万能アイテムです。購入してみてはいかがでしょうか？
モンベルの商品はモンベルのオンラインサイトで購入するのが、一番安く購入できます。下記にリンクを貼っておきます。
まとめ：百名山「四阿山」を楽しみましょう
百名山 17座目は四阿山(あずまやさん)でした。
登山始めたばかりで高山に挑戦したい人が練習するにはちょうどいいと思います。クサリ場もなく傾斜も穏やかな所が多く登りやすかったです。
四阿山山頂からの360度の絶景と尾根歩きを味わってみてはいかがでしょうか？初心者の自分でも登ることができたので、あなたでも登頂することができます。
これからも百名山制覇を目指していきます。一緒に百名山を登りませんか？山での非日常を安全に思いっきりたのしみましょう。
あなたの安全登山を応援します！
・寒い時期の登山にはアクティブインサレーションがあると便利
・絶景を見ながらの尾根歩きが楽しめる
・百名山と花の百名山を縦走できる
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