山行紹介

【百名山】仙丈ヶ岳 北沢ルート初心者にオススメ!週末日帰り登山実体験

※本ページはプロモーションが含まれています。

こんな方にオススメ!

・登った感想を知りたい方
・登山口までの行き方を知りたい方
・仙丈ヶ岳に登れるか不安な方

日本百名山制覇は登山者の憧れ。

自分も登山をするにつれて百名山を知り、目指すようになりました。

百名山制覇への道のりを紹介させて頂きます。

一緒に百名山を登山しませんか。

この記事を読むことで「仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)」の登山を楽しめます。

ハムちゃん

仙丈ヶ岳に行きたいけど、行き方が分かりづらい…。
自分でも登れるか、不安だな。

むら

こんにちは、むらです。
280以上の山を登山しています。
たくさんの人が登っているので
ゆっくり登れば大丈夫ですよ。

※山に行かれる方は、登山地図を必ず携帯することをオススメします。

登山アプリだけでは携帯電話を谷底に落としてしまったり、電池がなくなると登山ルートがわからなくなり遭難してしまいます。

持っていない方は、購入を検討してください。

百名山
仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)

仙丈ヶ岳

南アルプスの女王とも呼ばれる 仙丈ヶ岳(3,033m) は、美しい山容と広がるカールの景観が魅力の百名山です。

馬の背やカール帯に出ると一気に視界が開け、北岳・間ノ岳・農鳥岳の白峰三山、遠くには八ヶ岳や中央アルプスまで一望できます。晴れた日の山頂からの360度パノラマは息をのむほどの絶景です。

私自身は雨の日の登山だったので、雄大な景色を見れず残念でした。皆さんは良い景色を見ながら登山してみてください。

華やかさと優しさを兼ね備えた仙丈ヶ岳は、「アルプスらしい景色を味わいたいけど、険しすぎる山はちょっと…」という方にオススメの一座です。

仙丈ヶ岳 登山ルート

仙丈ヶ岳ルート

ルートは北沢峠から登るのが一般的で、南アルプスの中では歩きやすく整備されています。

北沢峠から行く場合は、大仙丈ヶ岳まで行くか・仙丈ヶ岳までとするか選びましょう。行ってみての感想ですが、大仙丈ヶ岳まで行くことがオススメ。

大仙丈ヶ岳の手前はちょっとした岩場があり、アトラクション感覚で楽しめます。

健脚の方は「柏木ルート」がオススメです。人が少なく、静かで深い森歩きをすることができます。南アルプスの奥深さを体で感じられる、【通好み】の登山ルートです。

むら

「大仙丈ヶ岳周回ルート」をオススメします。

まるっと堪能!
大仙丈ヶ岳ルート

大仙丈ヶ岳周回ルート

仙丈ヶ岳といえば、北沢峠からのルートが王道。

バスでアクセスできるうえ、登山道はよく整備されていて、南アルプス初心者にも安心して歩けるコースです。

登山口からしばらくは静かな樹林帯の道。緩やかな登りを抜けると、仙丈ヶ岳の代名詞とも言える 大カール(小仙丈カール・大仙丈カール) が目の前に広がります。

小仙丈ヶ岳の山頂では 北岳・甲斐駒ヶ岳・間ノ岳 といった南アルプスの名峰がズラリ。
ここから仙丈ヶ岳までは開放感のある稜線歩きが続き、南アルプスの雄大さを全身で味わえます。

仙丈ヶ岳山頂に着けば、360度の大展望で北アルプス、中央アルプス、南アルプスの山々が一望でき、まさに「展望の山」の名にふさわしい眺めが広がります。

大仙丈ヶ岳まで行くと、ちょっとした岩場も経験できるのでオススメです。

「北沢峠」
アクセス方法

北沢峠 アクセス方法

仙丈ヶ岳の登山口「北沢峠」までは、マイカー規制があります。戸台パークから林道バスに乗ってアクセスします。

戸台パークまでは、自家用車がオススメ。土日の林道バス待ちの混雑がすごく、始発の2時間前に並んでも1台目のバスに乗るのは厳しいです。

自家用車で午前2時くらいには戸台パークに到着し、リュックなどの荷物をバス乗り場とチケット売り場の列に置くことが早くバスに乗る秘訣です。

スタートが遅れると、日帰りでの登山は困難になります。また、テント泊の場合も場所が取れない懸念があります。

そのため、自家用車で早い時間に行くことがオススメです。

戸台パークからのバスの乗り方は独特なので、予習して行ったほうが良いです。初めて行ったときは、予習していかなかったので効率よくバスに乗れませんでした…。

別サイトですがわかりやすいので、確認してみてください。

別サイトブログ「戸台パークの朝と段取り」

仙丈ヶ岳
登山スタート

戸台パーク駐車場

2023年6月23日(金) 有休をとって登山!

土日も登山に行ったことがありますが、ものすごく込みますので平日がオススメです。

登山者用駐車場の料金は、下山後のバスで帰って来た時にお金を払います。

むら

駐車料金は1000円なり。

戸台パーク トイレ

駐車場にトイレがありますので、車中泊も安心して行えます。

トイレの前には自動販売機もあるので、飲み物を忘れても対応可能です。

バス乗り場

バスのチケット売り場と乗り場。

現在は仙流荘でチケットを購入し、仙流荘前のロータリーにあるバス乗り場で乗車します。

下図を参考にしてください。

出典:伊那市公式サイト
チケット購入のため、荷物で場所取り

先にバス乗り場の順番は、荷物を置いて確保します。

貴重品は盗難の可能性があるので、注意してください。

自分はなくなっても良い、登山小物で場所取りをしています。

チケット購入の列

チケット列も土日の場合は、荷物で場所取りが必須です。

チケット購入が終わっていないと、バスに乗れないので注意してください。

バスの車庫

バスの車庫が併設されているので、満車になると次々と出庫してくれます。

チケット売り場の内部

チケット売り場には、色んな資料があります。

キャッシュレス決済 発券機

現金購入だけでなく、キャッシュレス決済ができるようになっていました。

乗車券の販売時間は、始発の約30分前から17時00分までです。

むら

往復で2,740円です。

バス待ちの行列

平日ですが、50人くらい並んでいました。

土日は5倍以上の人数が並んでいます…。

南アルプス林道バス

1台目には乗れませんでした。

すぐに2台目が来て、8時2分出発!

時期によっては始発に変化があります。伊那市公式サイトで確認してください。

伊那市公式サイト 南アルプス(北沢峠線)

雲がかかった山

山々に雲が掛かっています…。

天気が微妙そうですね。

北沢峠 到着

8時47分 北沢峠に到着しました。

この日の乗車時間は45分でした。

北沢峠

北沢峠は、仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳に行くことができます。

こもれび山荘

北沢峠にある、こもれび山荘です。

小屋の前に無料の水場があります。

登山道

左に行くと長衛小屋のテント場があります。

日帰りなので、右手の橋を渡って仙丈ヶ岳登山道を登っていきます。

仙丈ヶ岳 登山口

ここからは本格的な登山道になります。

スタート地点の標高が2,000mと高いので、高山病にならないように気をつけながら登ります。

むら

橋の横に、水場がありました!!

登山道

だれもいなくて、静かな山歩きです♪

仙丈ヶ岳 四合目

仙丈ヶ岳 四合目に到着。

2,000m以上なので、思っているよりも息が切れます。

むら

自分のペースを守ることが、攻略のポイント。

岩の登山道

苔と原生林がキレイですね。

こういう雰囲気で登山できるのが、仙丈ヶ岳の魅力。

大滝頭

9時48分 大滝頭に到着しました。

ここから少し登ると、景色が開けてきます。

岩の登山道

稜線までは、岩岩した登山道です。

急登が続きます。

2,000m以上なので少し動くだけで息が上がります。

むら

ゆっくりと登って高山病に注意しましょう。

雲の切れ間と山々

雲の境目がきれいに出来ていました。

こんなにクッキリと分かれることがあるんですね。

本当であれば、真ん中に甲斐駒ヶ岳が見えるはずですが、残念です。

仙丈ヶ岳 六合目

仙丈ヶ岳 六合目に到着しました。

ここからは、景色の良い稜線歩きのハズですが、雲の中…。

雨の稜線歩き

このあたりから天気が、怪しくなってきました…。

小仙丈ヶ岳と仙丈ヶ岳の分岐

右を行くと、小仙丈ヶ岳に登らずに仙丈ヶ岳に行くことができます。

小仙丈ヶ岳に行くため、左側を登っていきます。

小仙丈ヶ岳 山頂

10時19分 小仙丈ヶ岳に登頂!

仙丈ヶ岳を目指して進みます。

雨の稜線歩き

この先で雨が降ってきました。。。

むら

雨の登山は、テンションが落ちますよね。

雷鳥

なんと、雷鳥がいました。

登山道の真ん中にいたので、一緒にお散歩を楽しめました。

仙丈ヶ岳 八合目

10時37分 仙丈ヶ岳の八合目に到着です。

雨の岩場

雨が強くなってきました。

仙丈ヶ岳山頂はもう少し

仙丈ヶ岳 山頂

11時06分 仙丈ヶ岳に登頂!

むら

百名山35座目Getです。

雨の稜線歩き

雨は降っていますが風は強くないので、大仙丈ヶ岳を目指します。

滑りやすい岩場

大仙丈ヶ岳手前には、岩場があります。

雨の岩場は初めてなのでドキドキです。

濡れた鎖場

切れ落ちていて足元が滑るので、慎重に通過。

簡単な岩場でしたが、雨の日だと一気に難しく感じました。

岩場がある登山の場合は、雨に注意ですね。

むら

良い経験になりました。

大仙丈ヶ岳 山頂

11時24分 大仙丈ヶ岳に到着。

雨が止まないので、北沢峠を目指して下山開始です。

仙丈小屋分岐

帰りは別の道で、仙丈小屋(せんじょうこや)を目指します。

仙丈小屋

雨の中、ひたすら下ると、仙丈小屋に到着です。

仙丈小屋の前にはスカイテラスがあり、絶景を堪能できます。

いつかリベンジしたいと思います。

仙丈小屋 水場

仙丈小屋の前には、水場がありました。

むら

南アルプスは水が豊富なんですね。

川になった登山道

雨と雪解けで、登山道が川になってました…。

雨の登山は基本しないので、貴重な体験の連続です。

馬の背ヒュッテ

馬の背ヒュッテに到着。7月1日開始です。

山小屋がやっていると、休憩できるのですが、、、

雨に降られながらだと、いつもの1.5倍疲れますね。

渡渉

下山の途中では、何箇所か川を渡るところがありました。

雨のときは川の流れが早いし、石が滑りやすいので注意が必要です。

藪沢小屋

12時49分 藪沢(やぶさわ)小屋に到着。

休憩せずに歩いてきたので、小屋脇で休憩させてもらいました。

むら

柿の種などの行動食を食べて、エネルギー補給。

藪沢小屋 トイレ

藪沢(やぶさわ)小屋には、トイレがありました。

携帯トイレ専用となっており、小屋で購入ができるみたいです。

北沢峠への分岐

雨だったので無心で下山し、仙丈ヶ岳の二合目まで到着。

15時のバスに間に合うように、下山を急ぎます。

苔

雨の日は、苔や植物がキレイですね。

むら

植物から元気をもらいました!

北沢峠 バス停

14時35分 北沢峠のバス停留所に到着しました。

なんとか、15時前に帰ってこれました。

時間があったので、こもれび山荘で仙丈ヶ岳の登山バッチを購入しました。

バス停のベンチ

ベンチに番号がついていて、バスを待つ順番になっています。

順番に並びましょう。

バスから降りたら、駐車場代を徴収されますので、駐車場代の準備をお忘れなく。

仙丈ヶ岳 登山結果

大仙丈ヶ岳周回ルート 登山結果

「大仙丈ヶ岳周回ルート」は全長11.3Kmで5時間24分でした。

登ってみた感想ですが、登山道も整備されていて初心者の方やご家族でも楽しめるルートだと思います。

ただ、スタートが2,000mなので、高山病に注意が必要です。ゆっくりと登りながら高度順応することがオススメ。

山小屋が営業していないときの登山だったので、営業しているときに登山する方が楽しめると実感しました。

仙丈ヶ岳に持っていって
良かったアイテム「レインウエア」

仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)で持っていって良かったアイテムは「レインウエア」

今回の登山では山の天気は読み切れず、雨に振られました…。登山に適したレインウエアの必要性を痛感しました。

登山用に上下に分かれていると、濡れずに歩きやすく。透湿性と耐水圧がしっかりとしていると、雨の中でも快適に登山できます。

透湿性は10,000g/㎡/24h以上で耐水圧が20,000mm以上を目安に選ぶと、雨の登山でも安心です。

簡単に言うと透湿性は10,000・耐水圧は20,000です。数値に注目して購入を検討してください。

コスパ最強
モンベル「トレントフライヤー ジャケット」

出典:モンベル公式サイト

モンベルは日本のブランドで、初心者からプロまでが愛用しています。本格的な登山でも安心できるクオリティでありながら、低価格が魅力。

「トレントフライヤー」は、軽さと防水性を両立した定番レインジャケットです。モンベル独自のスーパードライテックを使用しており、強い雨にも安心の防水性能と、高い透湿性で蒸れを抑えてくれます。

モンベルは公式サイトでの購入がオススメです。アマゾンや楽天だと割高なので、気を付けてください。

■モンベル公式サイト

脅威の軽量性
ノースフェイス「ストライクトレイル ジャケット」

出典:楽天市場

「ストライクトレイル ジャケット」は超軽量レインウエア。普通のレインウエアの半分以下のLサイズで125gで、登山に持っていっても邪魔になりません。

軽量ながら、十分な耐水圧(30,000mm) と 高い透湿性(40,000g/m²/24h)で雨風をしっかり防ぎながらムレを抑え快適です。

柔らかく動きやすい生地で、登山の行動着としても活躍してくれます。ポケットサイズになるため、日帰り登山のお守りとしても最適です。

日帰り登山のお守りとして、持っていくのはいかがでしょうか?

最高の透湿性
ミレー「ティフォン ストレッチ ジャケット」

出典:楽天市場

ミレーはフランス発の世界的登山メーカーで、日本でも多くの登山者が愛用しています。

「ティフォン ストレッチ ジャケット」 は、悪天候でも快適に行動できる本格レインウエアです。

ミレー独自素材 ティフォン(TYPHON)」を使い、高い耐水圧(30,000mm) と 圧倒的な透湿性(50,000g/m²/24h)を備えています。ムレが気になりません。

しなやかに伸びるストレッチ性 を持っており、「レインウェアのゴワつきが苦手」な人は、この軽い着心地に驚くと思います。

裏地は肌触りの良いニット素材で、動きを妨げない立体構造のおかげで、長時間着続けてもストレスが少なく、雨の日の登山を快適にしてくれます。

最高の透湿性のレインウエアで、雨の日を楽しい登山に変えてみませんか?

仙丈ヶ岳 まとめ

仙丈ヶ岳 

百名山 35座目は、南アルプスの女王「仙丈ヶ岳(せんじょうがだけ)」でした!

一番人気の「大仙丈ヶ岳 周回ルート」で登りました。

道はよく整備されており、危険箇所が少ないなので、初心者の方や南アルプスデビューにもぴったり

大仙丈ヶ岳付近は岩場がありますが、チャレンジしてみてください。

晴れていれば展望スポットばかりです。自分もいつかチャレンジしたいと思います。

これからも百名山制覇を目指して、週末ごとに少しずつ登っていきます!

「いつか自分も登ってみたい」———
そう思ったあなた、一緒に百名山を目指してみませんか?

・スタートが2,000m以上なので、高山病に注意
・初心者/家族にオススメ
・戸台パークでバスの乗り方が難しい

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