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百名山をすべて制覇するのは、登山者の憧れ。
自分も登山をするにつれて百名山を知り、目指すようになりました。
百名山制覇までの道のりを紹介させて頂きます。
八ヶ岳(やつがたけ)の登山記録。
この記事を読むことで八ヶ岳登山を楽しめます。
八ヶ岳に行ってみたい方
クラシックルートに興味がある方
登ったことのある人の意見を知りたい方
八ヶ岳の最高峰「赤岳」を登山したいけど、自分でも登ることができるかな?
こんにちは、むらです。
岩場や鎖場がありますが、難しくないので慎重に行けば大丈夫!不安な方は、山小屋に泊まるとゆっくりといけますよ。自分の登山記録を参考にしてみて。
※山に行かれる方は、登山地図を必ず携帯することをおすすめします。
登山アプリだけでは携帯電話を谷底に落としてしまったり、電池がなくなると登山ルートがわからなくなり遭難してしまいます。
持っていない方は購入を検討してみてください。
八ヶ岳最高峰「赤岳(あかだけ)」
中央アルプスと人気を二分する八ヶ岳連峰の最高峰「赤岳」
八ヶ岳は連峰になっており、一つの山を呼ぶ名前ではありません。
『日本百名山』を書いた深田久弥は「西岳・編笠山・権現岳・赤岳・阿弥陀岳・横岳・硫黄岳・峰ノ松目」として紹介しています。
百名山としては、赤岳とされていることが多いです。
山頂からは、北アルプス・南アルプス・富士山まで見渡せる大展望が広がっています。
赤岳(あかだけ)登山ルート
赤岳はいろんな登山コースがあり、初心者のから上級者まで楽しめる山です。
赤岳(あかだけ)は主に「クラシックルート」「美濃戸(みのと)ルート」「観音平(かんのんだいら)/赤岳縦走ルート」と3つがあります。
一番人気は赤岳鉱泉のある、美濃戸ルートですが非常に込み合うのでクラシックルートを選択しました。
クラシックルートは人も少なく静かな中、大自然を歩くことができます。
赤岳らしい鎖場も堪能できるのでオススメです。
赤岳(あかだけ)クラシックルート
クラシックルートは美しの森駐車場からスタートし、赤岳山頂を目指すルートです。。
美し森駐車場の脇に真教寺尾根登山口があり、整備された遊歩道が「羽衣池」まで続きます。
「羽衣池」からは登山道となり、賽ノ河原を経由し牛首山に登ります。
その後、鎖場が連続する真教寺尾根(しんきょうじおね)を登り、赤岳に登頂です。
登頂後は県界尾根(けんかいおね)を下って大天狗・小天狗を経由して、林道と車道を歩いて駐車場に戻ります。
総距離13.1Km でコースタイムが9時間45分とタフなルートとなっています。
クラシックルートは中級者向き
赤岳(あかだけ)美し森駐車場までのアクセス
JRとバスの乗り継ぎが大変なので、自家用車での移動がオススメです。
自家用車で移動する場合は中央自動車道の長坂(ながさか)ICもしくは須玉(すたま)ICを降りて一般道を20分程度走ると到着します。
美しの森駐車場は無料で約70台駐車でき、トイレも完備されていて快適に利用することが出来ます。
自家用車で行くほうが利便性がいいですよ。
赤岳(あかだけ) 登山スタート
2021年10月2日(土) 5時46分「美しの森駐車場」から登山スタート!
八ヶ岳の案内図でルートを再確認。
初めての赤岳でウキウキです♪
八ヶ岳は登山だけではなく、すそ野には美しい森が広がっています。
貴重な昆虫を保護している「チョウの森ゾーン」や野生の動物が生息している「シカの森ゾーン」など6つのゾーンを遊歩道でつないでいるので、ハイキングも楽しめます。
羽衣池に到着!
この辺はヤブこぎが少し必要な状態でした。
行かれる方は、長袖・長ズボンの着用をオススメします。
半袖でなくて良かったです。
清里テラスに到着!
5月から10月までは、リフトでくることもできます。
ここからでも景色はバツグンでした。
清里テラスに行くだけでも価値があります。
清里テラスを過ぎたあとも、登山道からも良い景色を見ながら登ることが出来ます!
7時35分 牛首山に到着!
山頂の看板が壊れていました…。
この先は地味な山道を歩いていきます。
集団で木が完全に死んでしまう「縞枯れ(しまがれ)」が八ヶ岳では起きています。
最初は驚きましたが、調べてみると森林が循環するための現象で必要なことだとわかりました。
八ヶ岳らしい景色が広がっていて、テンションが上がりました。
9時5分やっと岩場が登場しました。
ちょっと急なだけで鎖はなくても登れます。
ここから岩場が続くので気を引き締めます!
本格的な岩場に到着。
こんなに本格的な岩場は初めてなので緊張しました。
足を置く場所があるのでゆっくりと登れば問題なかったです。
完全に壁です…
鎖にたよることでクリアできました!
高度感があり、緊張しました。
少し雲が出てきました。
これ以上雲が出てこないことを祈りながら登っていきます。
岩場を登り終えたところを撮影してもらいました。
岩場に慣れていないので、足にムダな力が入って足が疲れました…。
岩場に慣れていないと緊張して疲れます。
まだ、岩場が続きます。
このあたりは登りやすい岩場なので少しホッとしながら進んできます。
また、緊張感のある鎖場が出てきました。
このあたりは高度感があるので、ゆっくりと順番に登っていきます。
ゆっくりと登れば問題なかったです。
赤岳の約1 km西に位置する標高2,805 mの阿弥陀岳(あみだだけ)
大絶景で疲れが癒されます。
阿弥陀岳に続く稜線をいつか歩いてみたいです。
山頂手前にハシゴがありました。
固定されているので安心して登れますが、高度感があるので緊張しました。
9時56分 赤岳(あかだけ)登頂!
百名山13座目GET!!
憧れの赤岳に登頂できて、感慨深いです。
一緒に登った仲間たちとパチリ。
自分より経験豊富な仲間に登らせてもらった感じです。
今度は自分のちからだけで赤岳を登ってみたくなりました。
日が出ていても山頂は少し寒かったのです。
ウインドブレーカーをきて、山頂の広場でみんなとランチ。
さえぎるものがない所で休憩するときに、ウインドブレーカーは重宝します。
栄養補給をして、下山に備えます。
下山は県界尾根(けんかいおね)。
県界尾根も鎖場・ハシゴが連続するので、気を引き締めて下山します。
山頂付近にトイレがありました。
協力金は100円ですので、小銭を忘れずに。
硫黄岳と横岳!
八ヶ岳はいろんな山が連なっているので、壮大な景色が見れます。
この稜線を見ていると、八ヶ岳のいろんな山を縦走したくなりました。
最高の景色で疲れも吹き飛びました!
赤岳山頂山荘からの赤岳。
10月ですが、天気もよくて山頂はにぎわっています。
県界尾根(けんかいおね)の核心部のハシゴを下ります。
オーバーハングしていて、ハシゴの先が見えないので、登山の中で一番高度感がありました。
ハシゴが固定されているので、慎重に下れば大丈夫。
足を置く岩がだいぶ削れて丸くなって、少し滑りやすかったです。
鎖に頼りながら慎重に下っていきます。
自分は慣れていないので、しっかりと下を確認しながら下りました。
しっかりと整備してくれているので、安心して下山出来ました。
ホント、整備していただいている方に感謝です。
ハシゴと鎖場を過ぎたところにご褒美が!
木々が紅葉してキレイでした。
大天狗(だいてんぐ)に到着!
大天狗まで来れば、県界尾根(けんかいおね)の革新部が終了です。
やっと核心部が終了し、ホッとしました。
大天狗から歩いて小天狗前での絶景をパシャリ。
さっきまでいた赤岳があんなに遠くに。
赤岳ありがとう。
小天狗に到着。
小天狗から先は急な下りの登山道をひたすら下ります…。
急な下りを降りきるとなだらかな林道を1Kmくらい歩いていきます。
ここから先が、平坦な道を歩き続けるので長く感じました。
みんな疲れが出てきていて、無言になってきました。
途中から車道になります。
車道になってから1.6Kmを歩きます。
足も疲れているし、退屈でツラかったです…。
14時3分 美しの森駐車場に到着。
無事に下山できました!
次に八ヶ岳に来るときは、赤岳以外の山を縦走したくなりました。
13.1Kmで8時間16分と楽しく登山出来ました。
本格的な岩場があるので、山梨の乾徳山や河口湖付近の十二ヶ岳で練習してから行くことをオススメします。
岩場慣れしていないと思っているよりも、疲れるので注意が必要でした。
岩場のトレーニングをして、憧れの赤岳登山をしてみませんか?
赤岳であって良かったアイテム「手袋」
赤岳(あかだけ)であって良かったアイテムは「手袋」です。
赤岳山頂付近は岩場や鎖場がありますが、素手だと岩や鎖をつかむときに少し滑るため、しっかりと握らなくてはいけなく握力が持たなくなります。
実際に山梨県の乾徳山(けんとくさん)に言ったときに力任せに鎖場を登ったら、握力がなくなり、下山は迂回路を使いました。
その時に、経験者の先輩に相談したら教えてくれたのが、手袋です。
手袋でグリップ力をUPすることで、岩場を安全に通過することが出来ます。
自分は登山に行くときは、必ず持っていきます。
手袋の選び方は下記の記事で紹介していますので、気になる方は読んでみてください。
「手袋」おすすめ3選
ノースフェイス シンプルトレッカーズグローブ
ノースフェイスはおしゃれなアウトドアブランドですが、本格的な登山道具も販売しています。
「シンプルトレッカーズグローブ」は甲の部分にはストレッチ性を持ったメッシュ材を使用しており、登山でも蒸れずに使用することが出来ます。
手のひらは合成皮革を使用する事により、岩場で使う際のグリップ力と耐久性を高めていますので、安心して登山に使うことが出来ます。
登山でグローブをしたまま、スマホを操作できるのもうれしいポイント。
ノースフェイス「シンプルトレッカーズグローブ」を購入して、登山を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ブラックダイヤモンド トレッカー
ブラックダイヤモンドは1989年にアメリカで創業した登山用品メーカーです。
スタイリッシュで信頼性の高い製品は多くの登山者から指示を集めています。
「トレッカー」はMサイズで1ペアで56gと超軽量の手袋で、登山に持っていっても負担になりません。
手のひらには、合成皮革を採用してグリップ力と耐久性を高めていますので、岩場での使用やロープワークも最適。
ブラックダイヤモンド「トレッカー」をもって、岩場でトレーニングをしてみませんか?
プロモンテ トレッキンググローブ フィンガーレス
プロモンテはダンロップの派生ブランドで、山岳テントで有名です。
「トレッキンググローブ フィンガーレス」は指のところが露出している手袋です。
露出している指に直接感覚が伝わるので、岩登りの際に素手の感覚が好きな方にオススメ
夏山では手袋をしていても涼しいのも特徴です。
自分も夏の暑い日にはフィンガーレス手袋を着用して登山をしています。
プロモンテ「トレッキンググローブ フィンガーレス」を購入して夏山登山を楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ:赤岳クラシックルートをあなたも
百名山 13座目は八ヶ岳最高峰の赤岳(あかだけ)でした。
赤岳のクラシックルートは本格的な岩場があるので、初めていかれる方は経験者といかれることをオススメします。
自分は乾徳山や伊豆ヶ岳などの簡単な岩場で練習してから望みました。
みなさんも練習することで登ることができると思います。
北アルプス・南アルプス・富士山まで見渡せる山頂の大展望を味わって見ませんか?
山での非日常を思いっきり楽しんでいただければと思います。
あなたの安全登山を応援します!
・本格的な岩場があるので、初心者の方は経験者と一緒が理想
・いかれる方は、乾徳山などで岩場練習が必要
・赤岳に行くには、手袋があると便利
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