山行紹介

日本百名山『天城山』シャクナゲ登山ルートで日帰り稜線歩き 

天城山アイキャッチ

※本ページはプロモーションが含まれています。

こんな方にオススメ

天城山を登ってみたいがこわい方
天城山の全体像を知りたい方
登ったことのある人の感想を知りたい方

日本百名山をすべて制覇するのは、登山者の憧れ。
自分も登山をするにつれて百名山を知り、目指すようになりました。

百名山制覇までの道のりを紹介させていただきます。自分でもできているので、一緒に百名山を目指しませんか。

この記事を読むことで百名山「天城山(あまぎさん)」登山を楽しめます。

アルパカさん

天城山ってどんな山なのかな?
行ったことがないから少し怖いな。

むら

こんにちは、むらです。
280以上の山を登山しています。
天城山は初心者でものぼりやすい山なんだ

山に行かれる方は、登山地図を必ず携帯することをオススメします。

登山アプリだけでは携帯電話を谷底に落としてしまったり、携帯電話の電池がなくなると登山ルートがわからなくなり遭難してしまいます。

持っていない方は購入を検討してみてください。

【百名山】天城山(あまぎさん)

天城山

天城山(あまぎさん)は、静岡県の伊豆半島の最高峰で標高1405mの百名山です。

ただ、天城山(あまぎさん)という名前の山はなく、山々の総称になります。

一般的には一番標高のある、万三郎岳(ばんざぶろうだけ)を天城山とよんでいます。

天城山(あまぎさん)にはブナの自然林があり、様々な花が咲くことから花の百名山にも選ばれています。

伊豆半島のみに生育するアマギシャクナゲが群生するコースがあり、開花シーズンの5月中旬から6月上旬は駐車場が満車になる人気ぶり。

むら

温暖な気候から、冬にも登山を
楽しむことができます。

天城山(あまぎさん)登山ルート

天城山 縦走ルート

天城山(あまぎさん)の登山ルートは、縦走路がメインコースです。

天城高原ゴルフコースの登山口から万二郎岳(ばんじろうだけ)・万三郎岳(ばんざぶろうだけ)を経由し、八丁池(はっちょういけ)を経由しながら尾根を歩くコース。

八丁池やわさび田などの見どころも多く、原生林があり美しい自然を堪能することができます。

その中にある「シャクナゲルート」が、天城山で一番の人気ルートです。

むら

今回は、「シャクナゲルート」を
選択し、登山しました。

天城山(あまぎさん)
シャクナゲ登山ルート

天城山 シャクナゲルート

「シャクナゲルート」は天城高原ゴルフ場にある、ハイカー専用無料駐車場を起点に周回することができます。

稜線では、花の咲く5月中旬〜6月上旬にはアマギシャクナゲの群生エリアやツツジ科のアセビのトンネルがあり、花々を見ながら登山を楽しめます。

実際に登ってみた感想ですが、四辻分岐点からは涸沢分岐点に向かうルートがおすすめです。

前半に森林歩きや登りを終えることで、万三郎岳(ばんざぶろうだけ)から万二郎岳(ばんじろうだけ)への稜線を、気持ちよく歩いて登山を終えることができます。

天城山 登山口までのアクセス

アクセス方法

天城山「シャクナゲルート」へは、自家用車が便利です。

天城高原ハイカー専用駐車場は、無料で100台止めることができます。

自家用車で移動する場合は、伊豆スカイラインの天城高原(あまぎこうげん)ICをおりて、山道を12分走ると到着です。

アマギシャクナゲの季節の5月中旬〜6月には、週末には満車になりますので6時ごろに行くことをオススメします。

公共交通機関で行くと、一日3本しかないので何時間も待たされてしまう可能性が高いです。

むら

「シャクナゲルート」は
自家用車が便利です!

登山スタート

天城高原駐車場

2022年3月4日(金)8時30分に駐車場に到着。

冬の金曜日なので、駐車場はガラガラです。

むら

駐車場につくとワクワクしますね!

駐車場利用案内看板

ゴルフ場を利用する方やバスの邪魔になるので、ハイカー専用駐車場以外に駐車はしないようにしましょう。

満車の場合は、臨時駐車場があるのでそちらに停めましょう。

トイレ

駐車場には、大きいトイレがあります。

駐車場のトイレを確認してみると、12月中旬〜3月中旬まで冬季閉鎖していました。

トイレの案内看板

冬季は駐車場のトイレは閉鎖されていますが、ゴルフ場の営業日に限り、ゴルフ場のトイレを使うことができます。

むら

ゴルフ場のフロントの方に
声掛けをすると、トイレ
教えていただけます。

登山道入口

天城縦走登山口から8時48分にスタート!

登山口にすでに雪がありました。

気を付けて進みます。

天城山縦走路案内板

天城峠までの縦走路が紹介されていました。

天城縦走をすると、縦走路登山口の駐車場に戻るのが大変なので、行かれる方は公共交通機関で行くことがオススメです。

むら

いつかは縦走したいです。

雪の登山道

登山道に入ってみると、雪道ですこし凍っていました。

雪の天城山もいいもんですね。

氷のはった登山道

暖かい伊豆で珍しく、水たまりが凍っていました。

先に登っていた方が踏んだのか、バリバリに割れていました。

むら

氷を見ると割りたくなりますよね。

四辻(よつじ)分岐点

四辻(よつじ)分岐点に到着。

休憩できる椅子がありました。

むら

登山始めたばかりなので休憩せずにスルー

分岐点

菅引(すげひき)林道には行けないようになっていました。

このまま、涸沢分岐点を目指します。

雪の登山道

なだらかな登山道で、歩きやすい。

日も出ていて、気持ちよく歩けます。

木のはしご

ちっちゃいハシゴがありました。

濡れていて滑りやすいので、注意して進みます。

木段

日向になっているところは、雪が溶けています。

雪道と雪がない登山道が交互に来るので、チェーンスパイクを履くのを迷いますね。

むら

低山の雪道でチェーンスパイクの使い方は難しいです。

木のきのこ

ツリガネダケがたくさん自生していました。

たくさん出来ていると、少し不気味に見えますね。

雪の登山道 上りが急

涸沢分岐点からは、急登です。

雪深いので、チェーンスパイクを装着して安全第一で登ります。

雪の急登を登るのは、思っているよりも疲れました。

むら

慣れない雪道はつかれますね。

分岐路

天城縦走路と万三郎岳(ばんざぶろうだけ)の分岐に到着。

縦走路は雪深く、通行止めになっていました。

もう少しで、万三郎岳なので頑張ります。

万三郎岳 山頂

天城山の最高峰 「万三郎岳(ばんざぶろうだけ)」に登頂しました。

百名山18座目GET!!

むら

景色はほぼ見えませんでした…。

万三郎岳 山頂広場

山頂には休憩できる広場がありました。

少し休憩し行動食を食べて、このあとの稜線歩きに備えます。

むら

行動食を食べて、もう一踏ん張り。

天城山縦走路案内板

いつかは、天城縦走路を歩いてみたいですね。

公共交通機関で行かないと行けないので、しっかりと計画を立てます。

景色

万三郎岳(ばんざぶろうだけ)付近から、少し景色が見えました。

秋冬の登山は、木々の葉が落ちて見通しが良いので、低山ハイクに最高の季節ですね。

むら

これだから、冬の低山はやめられません!

ぬかるんだ登山道

日向になっている稜線上は、雪が溶けてぬかるんでいました。

チェーンスパイクを脱いで、すべらないように歩きました。

シャクナゲの説明看板

伊豆半島にしか生息していない「アマギシャクナゲ」の案内看板です。

5月中旬~6月上旬にはこのあたりで、アマギシャクナゲが咲きほこるようです。

謎の看板

登山道のいたるところに、黄色と水色の2色の看板がありました。

何を示しているのか、わからなかったです。

むら

なんの目印だったのだろうか…。

石楠立

石楠立(はなだて)に到着。

万二郎岳(ばんじろうだけ)まであと少し。

むら

もう少し頑張ります!

アセビの説明看板

アセビのトンネルがありました。

このあたりには、アセビがたくさん自生していて、トンネルをつくっていました。

アセビのトンネル

アセビのトンネルです。

写真だとうまく伝わらないのですが、しっかりとトンネルになっています。

花が咲き誇ったら、キレイで写真映えしそうです。

大室山

途中の稜線から、大室山(おおむろさん)が見えました!

むら

行ったことがないので、行ってみたいです。

万二郎岳 山頂

万二郎岳(ばんじろうだけ)に登頂!

稜線は木々に葉がないので景色が良く、気持ちよく歩けました。

万二郎岳付近の景色

万二郎岳(ばんじろうだけ)からは、景色を見ることができました。

シャクナゲルートの中で一番景色が見えるので、ここでゆっくりと休憩することをオススメします。

むら

最後に景色がよく見えると、テンションがあがりますね。

雪の登山道

万二郎岳(ばんじろうだけ)からの下山路は、日当たりが良くないので、雪がしっかりと残っていました。

急な登山道ではなかったので、チェーンスパイクはなくても歩けました。

お疲れ様の看板

11時38分に駐車場に戻ってこれました。

今回もたのしい登山ができました。

むら

今度はアマギシャクナゲの開花時期に、登山したいと思います。

シャクナゲルート 登山結果

歩行距離は8.4Kmと少し短い登山となりました。

シャクナゲルートは正直、あまり景色がよくなかったです。

花の時期なら印象が変わると思うので、いつか行きたいと思います。

むら

アマギシャクナゲの
開花時期の5月中旬〜
6月上旬に行くことを
オススメします。

天城山で持っていて
良かったアイテム
「チェーンスパイク」

天城山(あまぎさん)であって良かったアイテムは、「チェーンスパイク」。

軽アイゼンもありますが、自分の経験ではチェーンスパイクの方が使い勝手が良いです。

雪の天城山を登ったのですが、急登を登る時や凍った登山道では滑ってしまいます。

チェーンスパイクを携帯していたことで、安心して雪道を歩くことができました

冬の低山登山では、突然の雪に対するお守りとして必ず持っていっています。

命が関わる道具ですので持っていない方は、安全に登山できますので購入を検討してみてください。

「チェーンスパイク」
おすすめ3選

スノーライン 「チェーンセンプロ」

スノーライン チェーンセンプロ
出典:楽天市場

スノーラインにはトレイルランニングシューズ向けの軽量なチェーンスパイクとベルクロストラップ付きのスタンダードタイプがあります。

「チェーンセンプロ」は登山に適しているスタンダードモデルです。

ストラップでチェーンスパイクの横ずれを防ぎ、爪が長いため安定感に優れいます。

踏み固められた雪道や凍った登山道で力を発揮します。

夏山登山前の残雪対応や冬の低山でのお守りとして、購入してみてはいかがでしょうか。

ブラックダイヤモンド アクセススパイク

ブラックダイヤモンド アクセススパイク
出典:楽天市場

ブラックダイヤモンドはアメリカで創業し、登山のプロも愛用する信頼性の高いアウトドアメーカーです。

アクセススパイクは、8mmの高さがある14本の鋭いステンレス製スパイクが、硬い雪や凍った床をしっかりと捉えるので、登山で活躍します。

エラストマー製で初心者でも使いやすく、ローカットシューズから本格的な登山靴まで、色々な種類の登山靴に対応できます。

一般的なチェーンスパイクよりも約80gも軽くなっており、荷物を軽くしたい登山に適しています。

軽量でスタイリッシュなブラックダイヤモンドのアクセススパイクを購入して、雪の登山道を歩いてみませんか?

モンベル チェーンスパイク

モンベル チェーンスパイク
出典:モンベルオンラインショップ

日本を代表するアウトドアブランドがモンベル。モンベルの製品は実績から安心して使えます。コストパフォーマンスに優れており、オススメのブランドです。

モンベルのチェーンスパイクは、柔らかな素材のバンド部分とさびにくいステンレス鋼製の全面スパイクが、凍った登山道でも安心して使うことができます。

リニューアルされて20%以上の軽量化をしており、負担になりません。

日本のアウトドアメーカーということもあり、自分は3年以上使えています。

モンベルにはLWチェーンスパイクもありますが、爪が少し小さいので雪道を慣れていない方は爪が大きいチェーンスパイクがおすすめ

モンベルの商品はモンベル公式オンラインショップで購入することをおすすめします。

●モンベル公式オンラインショップ

まとめ:「天城山」を楽しみましょう

伊豆の山

百名山 18座目は天城山(あまぎさん)でした。

シャクナゲ周回ルートがあり、初心者から上級者まで楽しむことができます。オススメ時期は5月下旬から6月上旬までアマギシャクナゲの開花時期です。

ブネと苔の森林と尾根歩きを味わってみてはいかがでしょうか?初心者の自分でも登ることができたので、あなたでも登頂することができます。

これからも百名山制覇を目指していきます。一緒に百名山を登りませんか?山での非日常を安全に思いっきりたのしみましょう。

・周回ルートで尾根歩きが楽しめる。
・シャクナゲの開花時期がオススメ
(5月下旬〜6月上旬)
・冬には雪が積もることがあるので
 チェーンスパイクは持って行く

日本百名山『武尊山』群馬の絶景稜線歩き 日帰り登山ルート自分の百名山制覇までの道のりを山行とともに紹介させて頂きます。百名山16座目は群馬県にある「武尊山」です。鎖場はありますが、足場がしっかりとしているので慎重に行けば問題なかったです。自分の記録が少しでも参考にしていただければ幸いです。...
四阿山アイキャッチ
日本百名山『四阿山』360度大展望と稜線歩き 花の百名山との縦走!日帰り登山ルート自分の百名山制覇までの道のりを山行とともに紹介させて頂きます。百名山17座目は群馬県と長野県の県境にある「四阿山」。難しい箇所も無く、初心者の方も登りやすい山です。山頂や登山道からの絶景を堪能できます。自分の記録が少しでも参考にしていただければ幸いです。...

【PR】

amazon AD
やまどうぐ レンタル屋 AD
楽天市場 AD
アウトドアショップ ナチュラムAD