登山においても帽子は必需品です。ただ、帽子は種類が多く、何を選んだらいいかわからないですよね。
そんな帽子の中から、登山におすすめをできるモデルを厳選!人気のモデルを10個ご紹介します。形状・素材などの選び方のポイントと、注意点も紹介していきます。自分のおすすめは「夏はメッシュキャップ・冬はニット帽」です。おしゃれな帽子は、登山だけでなくタウンユースにも使うことができます。この記事を読むことで、登山に適した帽子の選び方を学ぶ事ができます。
そこで今回は「登山用帽子」について解説していきます。

登山に帽子は必要?

「登山用帽子は本当に必要?」と思われる方も多いと思います。そのため、登山装備で後回しになりがちなのが帽子です。帽子は日焼け対策に必須のアイテムです。
標高が1,000m上がると、紫外線は約10%も強くなると言われています。そんな強い紫外線から頭皮や顔周りを守ってくれます。
また、紫外線以外にも雨や雪・木の枝などの落下物からも頭を守ってくれます。お気に入りの帽子を選ぶ事で、登山のテンションを上げることができるのも大きなメリットです。
登山用帽子の選び方
帽子の形状
帽子の形状には、一般的に「ハット」「キャップ」「ニット帽」の3種類があります。それぞれの帽子には特徴があります。自分にぴったりの帽子を選ぶために、まずは形状の特徴を理解していきましょう。
日除けに優れた【ハット】

つばが全周にあるデザインの帽子が【ハット】です。
360度日差しを遮ることができるため、最も紫外線対策に有効です。ただし、つばが全周にあるためにウインドシェルやレインジャケットのフードをかぶる時は邪魔になるため、帽子を抜く必要があります。つばが長いものは視界が遮られるのが難点です。視界も確保しやすいつばが折れるタイプがおすすめです。
ハットは、つばの面積が広いため、突風で飛ばされやすいので稜線などでは風の影響を受けますので、気を付ける必要があります。ハットを選ばれる際は、あご紐付きのタイプを選ばれることをおすすめします。
タウンユースにも最適【キャップ】

タウンユースにも使いやすいのが、キャップです。正面のみにつばがある形状の帽子をさします。被っていても、レインウエアなどのフードを被りやすいのが特徴です。つばが正面にある事でフードが顔に掛かるのを防げるので、悪天候時でも視界を確保しやすいので使いやすいです。また、ヘルメットのインナーキャップとしても使えたり、トレランキャップのようにつばが短いタイプのものや寒日に活躍する耳当て付きのタイプなど、いろいろな種類があります。
ただ、キャップは顔への日差しは防げても耳や首の後ろは防げません。樹林帯をメインで歩く場合はあまり気にしなくても大丈夫ですが、富士山のように、日陰がない登山道を歩く場合は、必ず日焼け止めクリームで対応することをおすすめします。
じぶんは、初めての富士登山で耳に日焼けクリームを塗り忘れて、日焼けをして大変な思いをしました。是非とも気をつけて下さい。
寒い時の味方【ニット帽】

毛糸で編まれた帽子がニット帽です。こちらもタウンユースしやすい帽子となっています。
ニット帽を使う場面は、気温が寒いの登山です。薄手のものであれば、冬だけでなく、標高の高い夏山の朝晩などの防寒対策でも使えます。
登山は運動量が多い運動ですので、汗をかきやすくなります。寒日でも汗をかいて、帽子の中が蒸れてしまったり、汗で濡れてしまうことがあります。登山用のモデルは汗を吸い上げて乾きやすい機能が備わっていたりしますので、登山向けのものを選ぶことをおすすめします。
帽子の素材選び

山の天気は変わりやすいです。登山用帽子は変わりやすい山の天気に対応できる素材を選ぶことが重要です。基本的には、速乾性に優れているナイロンやポリエステル素材で撥水加工されているものがおすすめです。急な雨にも対応が可能なのがGORE-TEX(ゴアテックス)です。この素材は、防水性に優れながら、透湿性にも優れており、たくさん汗をかいても頭が蒸れづらいくなっています。
寒い時期の登山には、保温性が高いウール混紡素材がおすすめです。ウールのものは、匂いもつきづらいです。ただし、ウール100のものは、洗濯する際に注意しないと縮んでしまいますので、取り扱いに注意が必要です。自分も洗濯で失敗して縮んでしまい、子供の帽子になってしまったことがあります。
あご紐の有無

登山用帽子で重要なのが、強風に対する対策です。稜線や見晴らしの良い場所では、急な風にあおられて帽子が飛んでしまうことがあります。そのようなことが起きないように、あご紐がついているものを選びましょう。
特にハットについては、風に煽られやすいのであご紐が必ずついているものを選ぶようにしましょう。
あご紐がついていないハットやキャップには、ハットストラップやハットクリップなどをつけて帽子が飛ばされなようにしましょう。
山の天候や気温
山は季節によって大きく、気温が変わります。また、山の天気は変わりやすく、急な悪天候に見舞われることがあります。それらに対応できる帽子を選ぶようにしましょう。
夏山登山ではどのような紫外線対策ができているかで、快適さが大きく変わってきます。また、蒸れづらい帽子を選ぶことも快適に登山をするポイントです。紫外線の多い時期は、首の後ろや耳を日焼けから守るには、スクリーンをつけると紫外線対策ができ便利です。
晩秋や冬山など寒い時期の登山では、ニット帽や裏地にボアなどがついた温かいものや耳を保温できるイヤーパッド付きがおすすめです。イヤーパッドを内側や外側に折りたためるものだと、使わない時も邪魔にならないのでおすすめです。
登山用帽子のおすすめ10選
ノースフェイス ゴアテックスハット
誰もが知っている、ノースフェイスのハットになります。防水透湿素材の大定番のGORE-TEX PRODUCTSを使用した、防水ハットです。帽子の内側にシーム加工がされているので帽子の縫い目からの水の侵入を押さえ防水性を高めてくれています。急な雨でも水を弾いてくれます。また、つばも広めになっており、紫外線対策にバッチリです。登山だけでなく、釣り・キャンプ・野外フェスでも活躍できるおしゃれなアイテムです。

【最大P5倍!11/19迄】THE NORTH FACE ザ・ノースフェイス ゴアテックスハット ブラックNN41912
価格:6,600円
(2022/11/16 19:34時点)

ミレー ティフォン 50000 ストレッチ レイン ハット
アウトドアブランドのミレーのハットです。ミレー独自の素材であるティフォン 50000を使用しており、優れた耐水圧(20,000mm)と透湿性(50,000g/㎡/24h)がありながらそしてしなやかさを備えたハットです。ハット内への雨の侵入を防ぎつつも、発汗によって生じる蒸れは外へ排出してくれます。柔らかいニット裏地でソフトな肌触りになっています。フィット感を高めるためのバックアジャスターや、脱げるのを防ぐネックコードストラップなど、機能的になっており、使い勝手も抜群です。

【公式】 ミレー (Millet) ティフォン 50000 ストレッチ レイン ハット TYPHON MIV01795 / 帽子 あす楽
価格:7,590円
(2022/11/16 20:13時点)
感想(3件)

マーモット ビーシーワークハット
アパレルがおしゃれなアウトドアブランドのマーモットの定番のBCワークハットです。裏地には太陽光を吸収する保温素材ソーラーセンサーメッシュを採用しています。また、折り込み式のイヤーウォーマーを装備しています。後ろにアジャスターコードもついており、サイズ調整が可能です。コンパクトにザックに入れて持ち運べる素材感もです。

価格:4,070円
(2022/11/17 22:34時点)

パタゴニア P-6 ラベル トラッド キャップ
パタゴニアの定番キャップです。使いやすいオーガニックコットンが使用され、つばの部分は漁網をリサイクルした素材を使用した環境にも優しいアイテムとなっています。オーガニックコットン製で、共布のストラップで調節可能となっております。
どんな方にも似合うベーシックなキャップとなっており、タウンユースにもピッタリです。

パタゴニア ◆ P-6 ラベル トラッド キャップ ( Classic Navy )
価格:5,980円
(2022/11/17 22:38時点)

マウンテンハードウェア ロゴ トラッカー ハット
アウトドアブランドのマウンテンハードウエアのキャップです。フロントにマウンテンハードウェアのロゴの刺繍をデザインしたカジュアルなキャップになっています。後ろ側がメッシュになっているため、蒸れに対応していますので暑い時期には最適です。つばには廃棄魚網から作られたブレオ社のリサイクルバイザーを使用していて環境にもやさしいキャップになっています。

マウンテンハードウェア 【22秋冬】Unisex Logo Trucker Hat(ロゴ トラッカー ハット)ユニセックス フリー 010(Black) OU2574
価格:3,107円
(2022/11/17 22:22時点)

マイルストーン オリジナルキャップ MSC-010
日本発のアウトドア用ヘッドランプメーカーがマイルストーンです。最近はトレラン用品も扱っています。マイルストーンの帽子は、日本人の頭の形と耳の位置、顔の形を研究して作られています。頬骨よりも帽子を広い事で、小顔に見えるようになっています。また、ツバのところにワイヤーが組み込まれており好きな形状を記憶することができます。
超定番モデルMSC-010は、通気性、被り心地が良い作りになっています。ツバの裏には、マイルストーンの合言葉である『LIGHTING YOUR WAY』が刺繍されており、ツバ上げしてかぶるのもおすすめです。また、カラーバリエーションやツバ裏の配色も良い組み合わせになっており好きなモデルを選ぶことができます。

マイルストーン milestone オリジナルキャップ original cap MSC-010
価格:6,380円
(2022/11/16 20:09時点)

マムート フリースキャップ
アウトドアブランドのマムートの防寒キャップです。冬にキャップを被りたい方におすすめです。マイクロフリースのライニングと高品質のPolartec(R) Shearlingフリースが内側に施されているので、下ろす事で首や耳を冷たい風や寒さから守る事ができます。また、寒くない時は、跳ね上げることでおしゃれな帽子に早変わりでき、タウンユースにも最適です。ドローコードがついており、±2cmサイズ調整することができます。


ノースフェイス ニット帽 カプッチョリッド
なんといっても、デザインが良くおしゃれなニット帽です。縫い目のないホールガーメント製法で仕上げています。抗菌防臭機能を持つ、セラミックを練り込んだアクリル糸を使用していますので、遠赤外線の放熱効果が得られます。アクリルがメイン素材のため、少し汗をかいても快適にかぶることができます。そのため、風を少し通しますので、真冬の登山よりは、秋の登山で活躍します。

ノースフェイス ニット帽 メンズ レディース カプッチョリッド NN42035 K THE NORTH FACE
価格:3,980円
(2022/11/16 21:38時点)
感想(64件)

ミレー ティアックII ニット帽
アウトドアブランドのミレーのニット帽です。ウールの保温性と、肌触りの心地よさが魅力で寒い時期にはピッタリです。
ウール50%とアクリル50%による保温性の高さと耐久性を兼ね備えています。内側のフリースライニングによるソフトタッチな肌触りが魅力のニット帽です。

ミレー ティアックIIビーニー 帽子 キャップ MIV8607
価格:4,730円
(2022/11/17 21:33時点)

マムート Alvra Beanie
どんな服装にも合う、ベーシックでモダンなデザインのニット帽です。ウールとビスコースの今後で作られているため、暖かく快適な被り心地になっています。ミュールシングフリーメリノウールを使っており、環境にも配慮しているドイツ製です。ミュールジングウールとは、子羊を無麻酔で皮膚を一部切り取ることです。ポイントにロゴパッチがついています。

MAMMUT(マムート) 【22秋冬】Alvra Beanie フリー 0400(highway) 1191-00731
価格:5,341円
(2022/11/17 22:56時点)

登山用帽子 関連おすすめアイテム
ノースフェイス アイビーハットクリップ
アウトドアブランド ノースフェイスのブランドネームをジャガード編みで表現したハットクリップです。適度に長さがあるため強風対策として、あご紐のついていないハットにあご紐としてつけることが出来ます。ハットにつける接続部はくわえ管のバックルを採用しています。また、安易に外れないよう簡易ロックをかけることが可能となっています。長さは約80cmあり、調整機能付きです。

ノースフェイス THE NORTH FACE Ivy Hat Clip アイビーハットクリップ NN32122
価格:1,870円
(2022/11/20 12:16時点)

チャムス(CHUMS) ハットクリップ
チャムスのハットクリップです。帽子の転落や強風で飛ばされるのを防止するために帽子と洋服のえりやザックなどにクリップを取り付けて使います。長さは全長約25cmとなっています。ハットからキャップまで、どんな帽子でも取り付けることができます。

【11/20限定!合計15,000円以上で1000円OFFクーポン】チャムス(CHUMS) ハットクリップ キャップリテイナー CH61-1140-U100 (メンズ、レディース、キッズ)
価格:880円
(2022/11/20 16:29時点)

まとめ
いかがでしたでしょうか?
これまで紹介させていただいたように、登山用帽子には色々な種類があります。自分のおすすめは「夏はメッシュキャップ・冬はニット帽」です。登山においては、紫外線対策は重要です。紫外線から守ってくれる帽子は必携品です。小枝などから頭部も守ってくれますので、安心感を持って安全登山をする事ができます。
登山用帽子は登山にあった機能になっています。を準備して、安全な山歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。ぜひ山での非日常を味わってください。あなたの安全登山を応援します!やってみよう!

【PR】