- 登山用靴下の選び方がわからない方
- 登山用靴下を初めて買う方
- 経験者おすすめの靴下を知りたい
初めて登山靴を買いたいんだけど、登山用靴下はどうやって選べば良いのかな?普段使っている靴下と一緒でいいのかな?
登山で足のトラブルを起こさないために、登山用靴下選びは重要です。登山用靴下もいろんな種類があり、何を選べは良いかわからないですよね。
登山用靴下には、メリノウールの中厚手がおすすめです。200以上の山を登ったむらが、登山用靴下に関する選ぶポイントを紹介します。
今回紹介するのは、登山用靴下の選び方とおすすめの登山用靴下です。選び方を3つのポイントで紹介していきます。200登山経験から確認ポイントをご紹介いたします。ポイントを押さえることで、自分にあった登山用靴下を選ぶことができるようになりますよ。

失敗しない登山用靴下の選び方 3つのポイント
①登山用靴下の役割
登山するにあたって、登山用靴下ってそんなに大事?と思われる方もいるかと思います。登山靴ばかりに話題がいきがちですが、登山靴と靴下の相性はフィット感・登山中の足まわりのトラブルを防止する意味でも重要です。登山用靴下3つの役割を紹介していきます。
足の保護
登山用靴下は、厚く作られているのが特徴です。クッション性に優れており、足への負荷を軽減してくれます。
登山では舗装路とは違い、凸凹した山道を登るため、足へ大きな負担がかかります。普通の靴下だと薄すぎて足へ直接的にダメージがきて足に疲労がたまり、それがもとで転倒などの原因になってしまいます。
また、硬い登山靴で薄い靴下を使用すると足が硬い登山靴と擦れて靴擦れの原因になることがあります。登山用靴下には登山靴と足の隙間を埋めてクッションの役割をする事で靴ずれを防止する効果もあります。

足の保温
登山用靴下は保温性も高く作られています。登山中の休憩などで、長時間とどまる際に真っ先に冷えてくるのが足です。
登山では標高の高いところを歩くことになります。そのため、街よりも気温が低くなります。一般的に標高が100m上がると気温が0.6℃下がると言われています。
仮に、夏場で標高0m近い平地の気温が30℃だとすると標高3000mmの山に登山した場合は、単純計算になりますが、12℃近くまで下がることになります。
山では、足が冷えやすいため、保温性ある登山用靴下を選ぶことが重要です。

蒸れの防止

登山用靴下は靴の蒸れを押さえて、快適な登山をする事ができます。足裏や足の甲からは、平常時でもコップ一杯の汗をかいているとも言われています。
登山靴の密閉空間の湿度は上がりやすく、足が蒸れると肌がふやけることで擦れやすくなり靴ずれの原因になります。そのため、登山用靴下は、汗を吸って効率的に外に逃がす設計がなされています。山での蒸れ防止に登山用靴下が欠かせません。
とにかく、ドライを保ちたいならドライマックス。

②靴下の素材と厚み
登山用靴下に適した素材はいくつかの種類があります。色々な素材の特徴を押さえて登山に向いている素材・厚みを選べるようにしていきましょう。
登山用靴下に綿は不向き
普段お使いの靴下で登山をするのはおすすめできません。一般的に普通の靴下は綿でできているものが主流ですが綿は肌触りは良いのですが、速乾性がありません。
そのため、自分の汗や雨などで一度濡れてしまうとなかなか乾かず、足から体温を奪われたり、足の皮がふやけて靴ずれを引き起こします。登山する際は、綿の靴下は選ばないことが重要です。
おすすめの素材「メリノウール」
メリノウールは保温性や汗の吸収に優れた素材です。【メリノウール】はメリノ種の羊毛を用いたものになります。メリノウールは、毛が細かいためやわらかく肌触りも良い素材です。
登山をして、足に汗をかいても蒸れにくいだけでなく、クッション性や防臭効果もあるため、登山におすすめ。自分も愛用しているFITS(フィッツ) ヘビーエクスペディションブーツメリノウールでクッション性もありおすすめです。

登山用靴下の厚みの種類
初めての登山用靴下には、中厚手がおすすめです。登山用靴下には、大きく5つの種類があります。【極薄手】⇒【薄手】⇒【中厚手】⇒【厚手】⇒【極厚手】の順で厚くなります。
その中でも、中厚手は汎用性が高く幅広い季節の登山に使用できるためおすすめになります。春から秋まで使えますので購入の検討をしてみてください。

左:FIT ヘビーエクスペディションブーツ
右上:モンベル WICサポーテック 右下:モンベル メリノウールサポーテック
③登山用靴下の相性とフィット感
登山用靴下の選ぶポイントで重要なのは、登山靴との相性とフィット感です。
登山靴との相性 2つのポイント
相性の1つ目のポイントが靴下の長さです。例えば、ハイカットの登山靴に対してアンクル靴下では、靴が直接肌に触れて靴ずれになる可能性が高くなります。靴下の長さは登山靴のカットが基準です。一つの靴下でいろんな登山靴と合わせたい場合は、クルー丈の靴下を購入しましょう。

相性の2つ目のポイントが靴下の厚みです。基本的には、汎用性の高い中厚手がおすすめです。硬い登山靴には、薄い靴下だと靴に足が追従しきれず、靴擦れになることがあります。メーカーによっては、厚みが若干違ったりするので、購入する際は試し履きをするのをおすすめします。
フィット感について
フィット感を上げるにあたり、自分の経験からサイズは、少し小さいサイズを選ぶがおすすめです。普段、靴下を使用していてツマ先側が余っているのでずり上げてみたら、かかとがアキレス腱の方まで来てしまった経験はありませんか?靴下は使っていると必ず伸びてきます。自分の足サイズのギリギリのサイズを選びましょう。

足サイズが26cmの際は、靴下のサイズ表記が25~27cmになっている場合があり、サイズが大きい可能性が高いので注意が必要です。できれば24cm~26cmの物がベストです。
靴下の買い替えタイミング
何シーズンも履くと繊維がやせてしまい、フィット感が変わり、靴擦れの原因になったり、足の保護に役立つクッション性が失われてトラブルの原因になってしまいます。どれだけの頻度で山に登られるかにもよりますが、2シーズンを目安に買い替えを検討してください。

おすすめの登山用靴下 5選
スマートウール ハイクライトクッションクルー

メリノウール素材の靴下ブランド【スマートウール】の靴下です。ハイクライトクッションクルーは、ハイキングやトレッキングなどオールラウンドに使えるモデル。独自の靴下のズレ防止システムを採用しており、良いフィット感を得られます。春・夏・秋と使用することが可能なので、購入を検討してみてください。

ファイントラック メリノスピン ソックスアルパイン(5本指)

国内アウトドアブランと【ファイントラック】の靴下です。リノスピン ソックスアルパインは、1年中使用できるモデル。ズレにくい立体デザインで、快適なフィット感も得られます。独自のナイロンメリノスピン糸を使用することで、耐摩耗性が飛躍的に向上しています。5本指ソックスが好きな方は、購入を検討してみてください。

モンベル モンベル トレッキングソックス メリノウール

アウトドアブランドの代表格【モンベル】の靴下です。優れた保温性と吸湿性に優れたメリノウールを使用しています。防縮加工により、洗濯時の縮みづらく安心です。ナイロンなどを混合することで、耐久性も高くなっています。春・夏・秋と使用することが可能なので、購入を検討してみてください。

フィッツ(FITS) ライトハイカークルー

フィッツはアメリカの靴下専用メーカーです。ライトハイカーシリーズは、フィッツのベストセラーシリーズ。足裏の裏地にクッションを配置し、ソフトな履き心地がクセになる靴下です。その履き心地の良さから、日常使いする方も多いモデルですので、購入を検討して見てください。

フィッツ(FITS) ヘビーエクスペディションブーツ

フィッツはアメリカの靴下専用メーカーです。ヘビーエクスペディションブーツのライトハイカーとの違いは、靴下の裏地が全面クッションになっています。本格的な登山靴に、この靴下は欠かせません。厚手なので、夏場の縦走や冬の登山にもおすすめ。
が履き心地が気持ちが良いのが特徴です。カカトの部分を『Y』に縫っていることで、ズレにい構造になっています。履くとフィット感もすごくてびっくりすると思います。購入を検討してみてください。

まとめ

今回は、失敗しない登山用靴下の選び方 3つのポイントにまとめました。
登山用靴下には、メリノウールの中厚手がおすすめです。
登山用靴下のポイントを理解することで、登山靴にあった靴下を見つけることができます。靴下一つで、靴とのフィット感が大きく変わり、登山の快適性が変わります。登山用靴下を履くことで、山でのトラブルを減らし、楽しい登山を一緒にしていきましょう。
おすすめの登山用靴下の購入を検討してみてください。必ず満足していただけると思います。ぜひ、山での非日常を味わってください。あなたの安全登山を応援します!
- 登山用靴下 3つのポイント
- ①登山用靴下の役割:足の保護/足の保温/蒸れの防止
- ②靴下の素材と厚み:中厚手のメリノウールがおすすめ
- ③登山用靴下の相性とフィット感:少し小さいサイズがおすすめ
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