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・家族で登山をしたい方
・乗鞍岳への行き方を知りたい方
・乗鞍岳が安全か知りたい方
日本百名山制覇は登山者の憧れ。
自分も登山をするにつれて百名山を知り、目指すようになりました。
百名山制覇への道のりを紹介させて頂きます。
一緒に百名山を登山しませんか。
この記事を読むことで「乗鞍岳(のりくらだけ)」の登山を楽しめます。
家族で登山したいけど
乗鞍岳に行けるかな？
こんにちは、むらです。
280以上の山を登山しています。
乗鞍岳は家族で楽しめますよ！
※山に行かれる方は、登山地図を必ず携帯することをオススメします。
登山アプリだけでは携帯電話を谷底に落としてしまったり、電池がなくなると登山ルートがわからなくなり遭難してしまいます。
持っていない方は、購入を検討してください。
【百名山】
乗鞍岳(のりくらだけ)
北アルプスにある乗鞍岳（標高3,026m）は、国内で最も手軽に登れる3,000m峰の百名山。
夏にはシャトルバスで標高2,700mの「畳平」まで一気にアクセスでき、初心者でも約1〜2時間で山頂に到達可能です。
最高峰の剣ヶ峰（けんがみね）までの登山道は整備されています。
家族連れや登山デビューにもおすすめです。
登山道からは御嶽山(おんたけさん)や穂高連峰(ほたかれんぽう)を望む絶景が広がります。
※乗鞍岳は活火山です。最新の噴火は約500年前ですが、登山される前に噴火予報を必ず確認してください。
気象庁ホームページ
「火山活動の状況（乗鞍岳）」〈外部リンク〉
乗鞍岳 登山ルート
乗鞍岳登山は、畳平(たたみだいら）駐車場がスタートとなります。
「乗鞍岳 往復ルート」と「乗鞍岳 周回ルート」が主な登山ルートです。
子連れ登山にピッタリの「乗鞍岳 往復ルート」は、登りが少なく歩きやすいのが特徴。
小さなお子さんと一緒でも無理なく歩けて、家族でのんびり高山の景色を楽しめるルートです。
標高3,000m級とは思えない手軽さで絶景に出会えます！
しっかりと歩ける「乗鞍岳 周回ルート」は富士見岳・大黒岳・摩利支天岳など、5つのピークをぐるっと縦走できる贅沢コース。
登りごたえも抜群で、初心者から上級者まで、自分のペースで楽しめます。
乗鞍岳 往復ルート
家族登山で6歳の子どもと一緒なので、一番人気の「乗鞍岳 往復ルート」を選びました。
コースタイムも短いので、家族連れや初心者にもおすすめのルートです。
まずは富士見岳（ふじみだけ)に登ります。
ここからは、乗鞍岳全体を見渡せる絶景が広がり、写真スポットとしても最高！
富士見岳を下ったあとは、平坦な道をのんびり歩きながら剣ヶ峰を目指します。
ラストは少し登りがありますが、ゆっくり登れば問題なし。
「剣ヶ峰（けんがみね）」山頂には、ベンチがあり休憩ができます。
天気が良ければ御嶽山(おんたけさん)や穂高連峰(ほたかれんぽう)の大パノラマが迎えてくれます。
ぜひ挑戦してみてください！
登山口(乗鞍山頂 畳平)
アクセス方法
乗鞍岳の登山は、標高2,700mの「畳平（たたみだいら）」からスタートします。
畳平へ向かうには、シャトルバスの利用が必須。
マイカーなら長野自動車道・松本ICを降りてから、一般道を45Km走れば乗鞍高原観光センター到着。
公共交通機関では、新島ヶ駅からバスで行くことができます。
乗鞍観光センターからシャトルバスに50分揺られると畳平（たたみだいら）に到着です。
シャトルバスは【6月中旬〜10月中旬ごろ】の期間限定運行。
バスの運行スケジュールは事前にチェックしておくのがおすすめです！
事前予約制ですので、気を付けてください。(Web予約のみ)
予約サイト【発車オ～ライネット】
乗鞍岳
登山スタート
2022年9月26日(月) 7時30分
乗鞍観光センターに到着。
シャトルバスのチケット売り場を探します。
駐車場は広くて、無料で200台停めれます。
紅葉時期や大型連休には、早い時間で満車になります。
公共交通機関で行くか、自家用車で行くときの目安はシャトルバスの始発2時間前です。
駐車場にはトイレもあります。
早く到着しても安心です。
シャトルバス案内所で、乗車券を購入しました。
2025年時点では予約制になっているので注意してください。
運賃は、往復4,600円……。
だいぶ高額になっています。
シャトルバス乗り場には、たくさんの登山者が並んでいました。
駐車場に到着したら、シャトルバス乗り場の場所取りをすることをオススメします。
シャトルバスの車内の雰囲気です。
バス車内にはAC電源があるので、席で携帯電話を充電できます。
乗鞍観光センターからシャトルバスに、50分揺られると畳平(たたみだいら)に到着。
お土産屋さんとレストランがありました。
乗鞍岳では登山届け提出が義務化されています。
「乗鞍総合案内所」カウンターで提出できますので、事前提出していない方は必ず提出しましょう。
事前に、登山アプリ「コンパス」で提出済み！
気温は12度で、少し肌寒いです。
太陽の暖かさが気持ち良い。
9時11分に登山スタート。
まずは、富士見岳(ふじみだけ)を目指します。
畳平駐車場の近くには、火山湖の「鶴ヶ池」がありました。
鶴ヶ池の脇を進んでいきます。
鶴ヶ池と槍ヶ岳をパシャリ。
見づらいですが奥に見える山には、槍ヶ岳があります。
富士見岳を目指して、歩いていきます。
整備されているので、6歳の娘も登山を楽しめています。
畳平(たたみだいら)駐車場と鶴ヶ池。
奥にある、左が恵比須岳(えびすだけ)で、右が大黒岳(おおぐろだけ)です。
9時38分 富士見岳に到着。
全体を見渡す眺望は一見の価値ありです。
6歳の娘も元気に登れたので、子連れの方にもオススメします。
富士見岳山頂からの景色。
360度の絶景が待っています！
富士見岳からは火山湖の「不消ヶ池(きえずがいけ)」を見下ろすことができます。
奥には右に不動岳(ふどうだけ)で左に摩利支天岳(まりしてんだけ)があり、雄大な景色に癒やされます。
富士見岳の下山道は、大きさのバラバラな石がゴロゴロしています。
石が動きやすく滑りやすいので歩くときは足元に気をつけて、ゆっくり進みました。
次は、剣ヶ峰(けんがみね)を目指します！
子どもたちも、まだまだ
元気に歩いています。
ふと左側を見てみると…思わず「わぁ！」と声が出るような絶景が広がっていました。
乗鞍エコーラインと山並みがとても雄大で、しばらく立ち止まって見とれてしまいました。
山のスケールの大きさと自然の美しさを、感じられる瞬間でした。
剣ヶ峰(けんがみね)と肩ノ小屋。
山の景色に小屋が入ると
写真が締まりますね。
10時07分 肩ノ小屋に到着しました。
ベンチでゆっくりと休憩しました。
子どもたちはお菓子とジュースを飲んで、充電完了。
肩ノ小屋からは摩利支天岳(まりしてんだけ)にある乗鞍天体観測所が見えました。
老朽化で天体観測所としては2010年に閉鎖。
2011年から「自然科学研究機構乗鞍観測所」として再利用しているのだそうです。
ちなみに、摩利支天岳は一般人は立ち入り禁止です。
乗鞍岳の最高峰「剣ヶ峰」を目指します。
ここからは、少し登りますので息が上がらない程度のスピードで進むのがコツです。
権現池(ごんげんいけ)がありました。
獅子(しし)の曲玉に似ていることから別名「曲池（まがりいけ）」とも呼ばれています。
登山道からは、槍ヶ岳や穂高岳などの北アルプス連峰が一望できます。
いつかは、槍ヶ岳を登頂したい。
山頂手前の登山道分岐。
左が登り専用で、右が下り専用になっています。
混雑時もスムーズに登山できるの、ありがたいです。
11時34分 乗鞍岳 剣ヶ峰(けんがみね)に登頂。
家族と一緒に登山するのも、良いもんですね。
百名山28座目GETしました!!
剣ヶ峰の山頂小屋の裏手には、ベンチがあります。
槍ヶ岳や穂高連峰を眺めながら、最高の休憩をする事ができます。
贅沢な時間ですね♪
名残惜しいですが、下山開始。
岩が多いので、足を捻挫しないように注意が必要です。
さよなら、剣ヶ峰(けんがみね)。
肩ノ小屋まで降りてきました。
乗鞍岳 剣ヶ峰を登頂できたので、登山バッチを購入させてもらいました。
帰り道も雄大な自然に囲まれながら、ゆっくりとお散歩。
子供たちに少しでも
山の魅力が伝わるといいな。
途中からはお花畑側に降りて、畳平(たたみだいら）を目指します。
9月下旬だったので、お花畑はほとんど枯れていました。
高山植物を楽しみたい方は、8月上旬に来ることをオススメします。
13時に畳平(たたみだいら）まで下山完了。
13時05分のシャトルバスに乗ることが出来ました。
※2025年現在は、シャトルバスは予約制になっているので注意してください。
乗鞍岳
登山結果
「乗鞍岳 往復ルート」は、全長5.8km・所要時間は約3時間58分でした。
子どもたちと一緒に、のんびりペースで登る山歩きも良いもんですね。
登山が初めての方でも安心して楽しめるルートで、家族連れや初心者の方にもおすすめ。
雄大な景色と澄んだ空気の中で、心も体もリフレッシュできました。
ぜひ一度、気軽なアルプス体験を楽しんでみてください！
乗鞍岳で持って行って
良かったアイテム
「保温ボトル」
温かい飲み物を持っていくことで、子供たちは喜んでいました。
9月などの晩秋から冬の低山では、曇になると一気に寒くなるから注意が必要です。
山の気温が10度前後の場合は、曇になると一気に冷えてきます。
そんなときには、温かい飲み物で体を温めると安心して登山することができます。
保温ボトルは一年中使えますので、登山用保温ボトルをおすすめします。
登山用「保温ボトル」オススメ3選
コーヒーを味わうなら
SOTO「チタンボトル300」
SOTO(ソト)は「外」で楽しむ道具をコンセプトとして創業された日本のアウトドアブランドです。
コーヒーにこだわりを持っている方にオススメです。
チタン製なので、ステンレスなどの金属ように、金属臭による飲み物の味を変えてしまうことはありません。
「チタンボトル300」は300mlの超軽量なボトルは、登山で持って行っても苦になりません。
ダブルウォールの真空断熱構造により高い保温と保冷効果があり、山の中でもアイスコーヒやホットコーヒーを楽しむことができます。
超軽量な「チタンボトル300」を持って、軽快にアイスコーヒを楽しんでみませんか？
ポチップ最高の保温性
サーモス 「山専用ステンレスボトル 500ml」
サーモスは100年以上続くドイツのブランドで、魔法ビンのパイオニアです。
「山専用ステンレスボトル」は登山者の中では、山専ボトルと呼ばれ多くの登山者に愛されています。
一番の特徴は、保温性の高さです。
沸騰したお湯が6時間後でも、77度以上と自分が知る限り一番保温性が高く、日帰り登山であれば山頂でカップ麺を食べるのに使用可能。
ボトルについているラバーは、ボトルを落としても傷になりづらく安心して使用できます。
「山専ボトル」を購入して、山頂でカップ麺を食べてみませんか？
ポチップコスパ最強の山ボトル！
モンベル 「アルパイン サーモボトル500ml」
コスパ最高なのが、モンベル「アルパイン サーモボトル」です。
モンベルは日本を代表するアウトドアブランドで、日本の登山者の多くが愛用しています。
シンプルな見た目ですが、登山で使いやすい工夫がたくさんされています。
キャップや蓋は登山で手袋をしていても、開けやすいです。
別売りですが、直飲みタイプのキャップに交換できるのも、うれしいポイント。
モンベル製品は公式サイトの方が安く変えますので、公式サイトから購入をオススメします。
乗鞍岳 登山まとめ
百名山 28座目は乗鞍岳(のりくらだけ)でした。
標高3,000m級の高山ながら整備された登山道は、初心者や子連れ登山にもぴったりです。
のんびりとしたペースで登れるので、歩くだけで心が満たされる贅沢な時間。
澄んだ空と広がる山々の景色に、自然の偉大さを感じながら癒されました。
これからも百名山制覇を目指して、週末登山を楽しんでいきます！
「いつか自分も登ってみたい」そう思った方、一緒に百名山を目指してみませんか？
・手軽に絶景が楽しめる。
・2,700mまで車で行ける。
・初心者・子連れには最適。
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