百名山をすべて制覇するのは、登山者の憧れ。
自分も登山をするにつれて百名山を知り、目指すようになりました。
百名山制覇までの道のりを山行とともに紹介させて頂きます。
今回は両神山(りょうかみさん)の登山記録。
百名山を目指す方の参考になれば幸いです。
両神山に興味がある
百名山を登ってみたい
両神山は岩登りを登れるか心配
両神山(りょうかみさん)に登ってみたいけど、岩登りもあって難しそう。自分も登ることができるかな?
こんにちは、むらです。両神山(りょうかみさん)には初心者でもいけるルートがあるから登れるよ!自分の登山記録を参考にしてみて。
※山に行かれる方は、登山地図を必ず携帯することをおすすめします。
登山アプリだけでは携帯電話を谷底に落としてしまったり、電池がなくなると登山ルートがわからなくなり遭難してしまいます。
購入を検討してみてください。
【PR】
両神山(りょうかみさん)とは?
「両神山(りょうかみさん)」は埼玉県の西部にたたずむ山で標高1723mです。
三峰山(みつみねさん)、武甲山(ぶこうさん)と合わせた「秩父三山」の一座で、日本百名山に選定されています。
ノコギリのような尾根や切り立った岩壁がその風格を際立たせ、古くから山岳信仰の霊峰。
山容には荒々しさが漂いつつも、初夏にはアカヤシオの花々や秋には紅葉の美しさがあります。
「両神山(りょうかみさん)」は岩登りの場所も多く、登山の醍醐味を堪能できる山として多くの登山者が訪れる大人気の山です。
両神山(りょうかみさん)は標高は低めですが、変化に富んだルートがあり初心者から上級者まで楽しめますよ。
両神山 今回の登山情報
両神山 登山口アクセス方法
自家用車で日向大谷登山口がある「日向大谷駐車場」を目指します。
日向大谷駐車場は、第一駐車場が一番近いですが有料(1,000円)です。
第二・第三駐車場が無料で各15台停めれます。自分が行った時は、おじさんが駐車場に誘導してくれました。
車で行くときは、駐車場の住所設定がないのでカーナビでうまく検索できません。
両神山荘の住所(埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄9991)で行き先設定できますので、試してみて下さい。
自分は5時40分に到着して第二駐車場に停めれました。
駅とバスを乗り継いで行くこともできます。
日向大谷口へのアクセスの仕方は西武秩父駅もしくは三峰口駅からの2通りです。
1.西武秩父駅→両神庁舎→日向大谷口(小鹿野町営バス) 1時間28分 700円
2.三峰口駅→薬師の湯→日向大谷口(小鹿野町営バス) 1時間2分 400円
※詳細はバス会社のホームページを確認してください。
両神山 『日向大谷ルート』
両神山の代表的なルートは2つ。
バス停から清滝小屋(無人の小屋)経由で山頂に登る『日向大谷ルート』と、八丁峠から山頂に登る『八丁尾根ルート』があります。
今回は、初心者向けの『日向大谷ルート』を登りました。
『八丁尾根ルート』は鎖場が多く上級者向けです。
『日向大谷ルート』はよく整備されており、岩登りもありますが初心者だった自分でもゆっくりと進めば問題なかったです。
登りが急な場所も多かったですが、10.8kmを4時間21分楽しく登山しました。
登山時間は4時間21分でした。
初心者の方には『日向大谷ルート』での登山をおすすめします。
両神山 登山スタート!
2021年4月24日(土)5時44分に日向大谷口第二駐車場から登山スタート!
歩いて行くと無料のトイレがあります。
山荘前の有料トイレに行きたくない方は こちらを使用すると良いです。
初心者ルートとはいえ、両神山は緊張するな。
両神山荘にも駐車場があります。
駐車料金は500円から値上げされていて1,000円になっていました。
正直、あまり両神山荘前に駐車するメリットはないと感じました。
日向大谷公衆トイレが両神山荘前にあります。
チップ制のトイレですので、100円が必要。
清滝小屋までトイレがないので、トイレは行っておいた方が良いです。
両神山荘。宿泊することができます。
駐車場を利用する方は、緑の箱に料金を入れて支払いするスタイルです。
自分が行った時はやっていないようだったので、登山バッチGETできず…
台風の影響で七滝沢ルートが通行止めになっていました。
封鎖後も無視していかれる方がいて事故が起きているみたいです。
分岐で間違えて行かないように気をつけます。
登山届ポストもここにありました。
登山届けを事前に出せていない方は、必ずここで提出しましょう。
自分は「コンパス」というアプリで届出をしているのでスルーしました。「コンパス」アプリについては下の記事で詳しく紹介しています。
両神山では滑落死亡事故が多発しているようです。。。
1年で5個も事故があるとは、初心者は気をつけていかないといけないですね。
最後に岩登りがあるので気を引き締めて登山しました。
七滝沢への分岐に到着
しっかりと通行止めの表記をしてくれていたので、間違えずに済みました。
ほんと、整備してくれている方に感謝です。
沢を4回くらい渡ります。
ただ、登山靴が水で濡れやすい場面はないので、防水性は気にしないでも大丈夫。
ちょっと道が分かりづらいところがあるので、ピンクリボンを目印に進みました。
4月だったので、植物も咲きほこっていました。
少しづつ、春の足音が近づいてきていました。
急登を登っていくと弘法之井戸があります。
ここは水場があり、井戸水を汲むことができます。
冬季は凍結してしまうので、注意してください。
清滝小屋(きよたきこや)に到着!
ここまで急登続きなので、ここで一休み。
急登はなかなか疲れました…。トレッキングポールを持ってきて良かったです。
清滝小屋(きよたきこや)は休業中でした。
緊急の場合は避難小屋として利用できるようです。
中を見ましたが、綺麗な内装でした。
清滝小屋付近に休憩所ありました。
しっかりとした東屋になっていて、ベンチも綺麗になっていましたのでゆっくりできます。
ここで行動食と水分を補給して、次の登りに備えます。
清滝小屋にはトイレもありました。
冬用もあるのでトイレの心配をしないで登山できる、うれしいポイントです。
トイレも綺麗になっていました。
脇道から山頂に向かいます。
この先が、なかなかキツイ急登です…
疲れていたのか、写真を撮り忘れてしまいました。
鈴が坂に到着!
この辺りは急登つづきなので、ゆっくりと登りました。
トレッキングポールも使いながら、ゆっくりと登ることで疲れすぎずに登れました。
ここはゆっくりと登るのが攻略の秘訣です。
鈴が坂から少し歩くと第一鎖場発見!
足場もしっかりとあり鎖も設置されているので、ゆっくりと登れば問題なし。
初心者の自分でもいけました!みなさんが思っているよりも簡単な岩登りでした。
何箇所か岩場がありますが、危ないところはなかったです。
岩登りの基本の3点支持(両手・両足の4点のうち3点により 身体を支えること)をしっかりと意識すれば、初心者の自分でも怖くなかったです。
親切にハシゴが設置されていました。
ほんと、整備してくれているのは助かります。
人工物はたまに整備が行き届いていなく、危ないので確認しながら進みました。
登山道を整備していただいている方に感謝。
くさり場(岩登りの場所にくさりが設置されているところ)があるところの基本が書いてありました。
くさり場は一人づつ登らないと、危ないので注意して進みます。
自分がつかんでいる鎖を誰かが引っ張ると、振られて滑落する危険があります・¥。
一人ずつ登りましょう。
この前行った山のくさり場で一人づつ登っていないグループがいて怖かったです…。基本を忘れず頑張ります。
巨大な岩の横をすり抜けて歩いて行きます。
さすが岩の霊場と言われているだけあって、大きな岩がいろんなところにありました。
両神神社に到着!
厳かな雰囲気です。
お参りをして、登山の安全を祈願しました。
駒狼さま!
両神神社の狛犬さんは少し独特でオオカミです。
山頂手前の岩場。
ロープはありますが、初心者の自分でもロープ使わないでも問題なかったです。
ここのロープは少し細い木についているので、あんまり頼りにしない方が良いと思いました。
両神山登頂!
百名山7座目GET!
山頂は360度さえぎるものがないので、絶景が広がっています。
山頂には誰もいなくて、山頂の絶景を独り占めできました♪これだから登山はやめられません!
方角でどんな山があるか確認できる看板がありました。
富士山を基準に確認すると、どんな山があるのかすぐに分かりました。
山頂からの景色にある山を手軽に知りたい方は「AR山ナビ」アプリを使うと手軽に山を検索できるのでおすすめです。
今日は山頂を独り占めでき、山頂からの景色は登山の醍醐味を満喫する至福の時間となりました。
ほんと天気が良くてアルプスもよく見えました。
少し遠いですが、富士山が見えます。
やっぱり富士山は、どこから見ても迫力がありますね。
両神山 春の名物アカヤシオツツジ!
4月中旬から5月が見どころですが、自分が登った時はまだまだ蕾が多く残念。
山頂登頂後はきた道をひたすら下りました。
10時06分には、無事に下山。
この時間になると登ってくる方が多かったので、6時前に登り始めるのがおすすめです。
少しずつステップアップして、両神山の上級者向け「八丁尾根ルート」にも挑戦を目指して修行します。
今回も無事に帰って来れてよかったです。安全第一!
両神山 であって良かったアイテム「トレッキングポール」
両神山であって良かったアイテムは、トレッキングポールです。
自分が登った感想としては日向大谷ルートは、岩登りの難しさよりも登山道の急な登りが多く足腰にきました。
実際に足腰の疲労を分散するのに、トレッキングポールが有効でした。
びっくりするぐらい疲れぐらいが変わりますので、使ったことがない方は使ってみて下さい。
トレッキングポールの選び方を知りたい方は下記の記事を参考にしてみて下さい。
トレッキングポール おすすめ3選
LEKI(レキ)「ジャーニーライト」
トレッキングポールといえばLEKI(レキ)と言われるようなブランドです。
「ジャーニーライト」はシンプルにすることでコストパフォーマンスに優れたトレッキングポール。
伸縮は筒を縮める方式でレバーロックができるモデルとですので、登山中に簡単に長さ調整ができます。
誰にでもマッチしますので、初めて購入するのにおすすめ!
「ジャーニーライト」を持って、疲労を軽減しながら絶景を見に行きませんか?
【PR】
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トレイル
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)はトレッキングポールには定評があり、多くの登山者に選ばれているブランド。
「トレイル」はスタンダードなアルミ製でコストパフォーマンスに優れたモデルです。
伸縮方法は筒を縮める方式でレバーロックするタイプですので、力の弱い方でも簡単に長さ調整できます。
長さ調整も64cm〜140cmと幅広く、どんな方にも対応可能。
初めて購入の方におすすめします。
「トレイル」を使用して、大自然で快適な登山をしてみてはいかがでしょうか?
【PR】
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ディスタンス FLZ
ブラックダイヤモンドはトレッキングポールに定評があり、多くの登山者に選ばれています。
「ディスタンス」は三段折りたたみ式のためコンパクトに収納できますので、収納場所に困りません。
状況に応じて15~20cmの長さ調整をレバーでロックができるモデルですのでどんな方にも相性抜群。
筒を縮める方式よりも100g以上軽量なモデルとなっていますので、軽量なトレッキングポールが欲しい方は購入を検討してみてください。
【PR】
まとめ:両神山の360度パノラマをぜひ!
百名山 7座目は両神山(りょうかみさん)でした。
百名山と言われるとスゴイ山と思ってしまいますが、両神山の日向大谷ルートは登りやすいルートです。
むずかしい岩登りもなく、初心者だった自分でも登れましたので、みなさんも登ることができます。
自分が登った時もご高齢の方やご夫婦で登山をされていましたので、みなさんも大丈夫です。
山頂からの360度の絶景を味わってみてください。山頂から広がる景色で感動しました。
ぜひ山での非日常を思いっきり楽しんでいただければと思います。
あなたの安全登山を応援します!
・日向大谷ルートの岩登りは簡単なので、初心者でも大丈夫!
・急な登山道が多いので、ペースを守りゆっくりと登るのが大切
・山頂は360度開けていて絶景が待っている
【PR】