これから登山を始める方
安全に登山を始めたい方
登山の基礎知識を知りたい方
登山を始めたいけど、周りにやっている人もいなくて不安…。何から始めればいいのかな?安全に登山するのに気をつけることはあるのかな?
登山を始めたいけど、何から始めればいいわからないですよね。
登山を始めるためには、①登山三種の神器を揃える・②山を選び・③登山計画を提出の3STEPです。
280以上の山を登った事のある むらが、登山の始め方をイチから紹介します。自分の経験の中から、重要な必要な項目のみを抜粋しました!
この記事を読むと「初心者がイチから登山を始める方法がわかります。」
今回は「登山の始め方を簡単3STEP」を紹介していきます。
STEP①:登山三種の神器
登山三種の神器とは、登山靴・登山用リュック・雨具の3つです。
この3つがあれば、登山することができます。
初心者の方もこれだけは、最低限準備することをオススメします。
安全に登山するために、三種の神器は揃えることをおすすめします。
三種の神器 登山靴
初めての登山靴はミドルカットの登山靴がおすすめ!
登山は普段歩いている整備された道とは違い、登山道は不整地ですべりやすいので登山靴が必要です。
自分は最初の登山は運動靴で行きましたが、山道は滑りやすく危ない思いをしました。
その経験からすぐに登山靴を購入しました。
みなさんは、安全に登山するため最初から登山靴を購入を検討してみてください。
登山靴の選び方は下記の記事で詳しく説明していますので、気になる方は読んでみてください。
三種の神器 登山用リュック
初めての登山用リュックは20〜30リットルがおすすめ!
登山用リュックのことを、バックパックやザックと呼びますが、ここでは登山用リュックと呼びます。
20リットル以下のモデルだと、登山に必要な道具が入らないです。
30リットル以上のモデルだと大きすぎて、邪魔になったりリュック自体が重くなり不便。
自分が最初に購入したのは、ミレーのサースフェ-30+5を購入して使用しましたが汎用性がありいいリュックでした。
自分の経験からも最初の登山用リュック容量は20〜30リットルがおすすめです。
購入を検討してみてください。
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詳しい登山用リュックの選び方は下記の記事で紹介しています。参考にしてください。
三種の神器 雨具
レインウエアはGORE-TEXを使用しているものがおすすめ!
山での雨対策で、手がふさがってしまう傘は非常に危険です。
手を使えるようにレインウエアを準備しましょう。
レインウエアは、防水性と汗などの水蒸気を逃がしてくれる透湿性を伴ったものを選ぶことをオススメします。
一番有名な素材はGORE-TEX(ゴアテックス)です。
迷ったら、GORE-TEX(ゴアテックス)を選びましょう。
詳しいレインウエアの選び方は下記の記事で紹介しています。参考にしてください。
その他のおすすめ装備
三種の神器以外にと便利な装備を紹介させていただきます。
下記の装備を持つことで、山でトラブルになった際にあると助かります。
自分は下記の装備は日帰り登山でも必ず持っていきます。
特に登山用アプリは、道迷い防止に役立ちますので、活用しましょう。
スマートフォンと登山アプリ(YAMAPやヤマレコ)
ヘッドライト
ココヘリ(会員制捜索ヘリサービス)
ツェルト(簡易テント)
登山用アプリについては、下記の記事で紹介しています。参考にしてください。
STEP②:山選び
登山するにあたり、山選びは重要なポイントです。
初めのうちは、人が多い人気の低山にいくことがおすすめ。
初心者がレベルの高い山に挑戦すると体力が持たず、動けなくなったり、技術的な不足から遭難や滑落して危険です。
山選びは、標高差/歩行時間/標高の高さの3つがポイントです。
各ポイントを抑えることで、自分で山を選べますよ。
①標高差
初めての登山では、標高差500メートル以内をおすすめします。
歩く標高差を見れば、ある程度どのくらい大変なのかがわかります。
数字が大きければ大きい程、上り下りが増えて、山のレベルが上がります。
標高差が500メートルぐらいのイメージは里山に登るようなイメージです。
②歩行時間
初めての登山では、歩行時間のトータル4時間以内をおすすめします。
歩行時間も数字が大きければ大きい程、大変になり山のレベルが上がります。
歩行距離でも歩く長さを図ったりしますが、距離は短いが坂道が急で歩行時間がかかる場合もあります。
歩行時間を目安に歩き通せるか検討しましょう。
実際に、歩行時間分の散歩をしてみると、イメージがつきますよ。
③標高の高さ
初めての登山では、2000m以下の山をおすすめ。
標高が高いと、山の環境が大きく変化します。
特に標高は気温への影響が大きく、標高100m上がると気温が0.6度下がるといわれています。
また、2000m以上の山では岩場が増えて険しくなります。
2000m以上では、岩登りの技術など登山に必要な技術が変わってきます。
2000m以下の人気の山で登山に慣れてから、北アルプスなどの2000m以上の山に挑戦しましょう。
経験を重ねてから、高い山に挑戦すると安全に登山できます。
初心者におすすめの山
関東付近に住まわれている方は、高尾山。
関西付近に住まわれている方は、六甲山がおすすめです。
人気の山に登ることで、道迷いのリスクが下がります。
何かあった場合でも、人が多いことで助けを呼びやすくなります。
近くの里山でも良いのですが、登山者が少ない山だと道迷いや怪我などのトラブルに見舞われた場合に助けを呼ぶことができません。
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③登山計画
登山初心者は、経験者と一緒に行くのが基本です。
ただ、近くにいない場合がありますので、自分で計画を立てる方法を高尾山を例に紹介していきます。
登山は計画をきちんと立てるかどうかで、安全性や楽しさが大きく違ってきます。
特に、名所や見晴らしの良い場所はチェックしておくことは楽しむために重要!
登りたい山を決めて、登山計画を作っていきましょう。
1.登りたい山の情報収集する
2.登山地図を購入する
3.登山届を作成し、提出する
1.登りたい山の情報収集する
テレビなどを見て、登りたい山があったらインターネットで検索してみましょう。
事前にインターネットで【高尾山 登山】と検索するといろんな情報が出てきます。
チェックすべきなのは、公式HP:観光協会や山小屋・ビジターセンターです。
高尾山であれば高尾ビジターセンターの情報を参考にするとよいです。
登山道などの最新情報が掲載されています。
個人の山行記録は、それぞれ体力や登山技術が違うため参考程度にしましょう。
2.登山地図を購入する
登山地図といえば【山と高原地図】。
【山と高原地図】は危険個所や分岐、そして計画を立てるために必要なコースタイムが載っていますので、購入するのがおすすめです。
そのほかに観光ガイドブックも購入すると登山後の楽しみが一層広がります。
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3.登山届を作成し、提出する
登山が決まったら、登山届を作成します。
【登山届】とは日時やメンバーや登山ルートなどを警察などの第三者に知らせるための物です。
登山届を出すことで遭難などのトラブルの際に、迅速に救助活動をしてくれます。
高尾山は、高尾警察署のホームページで登山届をダウンロードすることができます。
そのほか、高尾ビジターセンターでも入手可能です。
次に登山届の提出場所です。
紙の登山届けを作成された方は、高尾ビジターセンター前にある緑のポストに入れれば提出完了です。
高尾警察署や高尾山ビジターセンターに事前に郵送で提出することも可能です。
最近は、スマホアプリ【Compass】でネット上で登山届が可能です。
自分もCompassで必ず提出しています。
登山アプリについては、下記の記事で詳しく紹介しています。
気になる方は読んでみてください。
まとめ:登山の始め方
今回は、登山の始め方を簡単3STEPにまとめました。
登山を始めるためには、①登山三種の神器を揃えて・②山を選び・③登山計画を提出の3STEPです
説明させていただきましたように、登山を始めるのは難しくありません。
登山を趣味すれば大自然に癒されたり、達成感を感じたりして一生楽しむことで、人生が豊かなものになります。
勇気を出して、登山をして見ませんか?
山での非日常を味わってください。
あなたの安全登山を応援します!
①登山三種の神器:登山靴・登山用リュック・雨具を準備。
②山選び3つのポイント:標高差・歩行時間・標高の高さ
初心者おすすめの山は「高尾山」と「六甲山」
③登山計画を立てる:登りたい山の情報収集→登山地図を買う→登山届けを作成し、提出
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