・登山用ヘルメットの購入を考えている方
・登山用ヘルメットの選び方で悩んでいる
・おすすめの登山用ヘルメットを知りたい
今度、八ヶ岳をのぼりに行くんだけど岩登りがあるみたい。
登山用ヘルメットが必要だけど、どうやって選べばいいのかな?
おすすめのヘルメットを知りたいな。
登山をする時にヘルメットを着用していますでしょうか?安全登山にはヘルメットが欠かせません。しかしながら、付けていない方も結構多いですよね。ヘルメットにもいろんな種類があるからどれを買えばいいから分からないですよね。
ハムちゃん 登山用ヘルメットの選び方は難しくないから大丈夫!200以上の山を登ったことのある管理人むらが、経験をもとに選び方とおすすめのヘルメットを紹介します。
初めての購入には「軽くて通気性のあるインモールドタイプ」がおすすめです。
自分は、マムートのインモールドタイプのヘルメットを使っていますが、軽量だと首が凝らないです。また、通気性があることで頭が蒸れず快適に登山が楽しめます。
この記事を読むことで登山用ヘルメットの基本的な知識を理解する事ができ、今後の一人でも登山用ヘルメットを選ぶことができるようになります。
今回は登山用ヘルメットについて紹介させていただきます。
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登山用ヘルメットとは?
登山をするのに、ヘルメットなんて必要なのと思われるかと思います。石や岩が落ちてきたら怪我をするため、岩登りや鎖のあるところではヘルメットが必須。
自転車用ヘルメットで良いのでは?と思われる方もいるかと思います。
自転車用ヘルメットは自転車用に特化しており、側面の強度は高いのが特徴で、通気口頭頂部にある為、真上からの落下物に対しては強度が不十分ですので、登山には向いていません。
登山用ヘルメットで、自分の身を守るために専用の物を準備しましょう。
登山用ヘルメットの必要性
転倒から頭部を守る
転倒することは日常では少ないですが、登山で転倒することがあります。
登山での遭難原因を確認すると転倒が2位になっています。転倒することで頭を打ってしまうと大事に至ることがあります。
実際、2021年9月には北アルプスの焼岳で浮石を踏んでバランスを崩して転倒、後頭部を岩に強打し亡くなってしまう事故も起きています。
足元が不安定な山道を行く際は、ヘルメットの着用を検討しましょう。
落石から頭部を守る
岩場を通過する際にも登山用ヘルメットを着用が基本。
岩場を通過する際は、頭上の野生動物や先行者が動くことで石が落ちてくることで頭にケガをしてしまうことがあります。頭部を守るために、登山用ヘルメットを着用しましょう。
滑落時に頭部を守る
滑落の死亡原因の多くが頭部の強打です。そんな滑落事故でも、登山ヘルメットを着用していたために、死を免れたというケースもあります。
万が一の滑落時に最小限に抑えてケガを防いだり、軽くするためヘルメットを着用することをおすすめします。
登山用ヘルメット着用指定山域
長野県では過去の遭難事故例及び山岳の形状を考慮して、ヘルメットの着用を奨励する山域を設定しています。
長野県では平成24年の夏山シーズンに遭難者の4人に1人は頭部を負傷していました。その一方で、滑落した登山者がヘルメットを着用していたため、命を取り留めた事例ありです。
「自分の命は自分で守る」という意識を持ってもらう為に、安全への配慮が必要となる山域にて設定しています。下記に山域を紹介します。必ずヘルメットを携帯しましょう。
ヘルメットの種類
高耐久なモデル【ハードシェル】
ハードシェルタイプは、耐衝撃性能の高いABS樹脂などの合成樹脂を使用しており、傷に強くて耐久性に優れたモデルです。
価格は手頃で耐久性があるので、長く愛用できますので愛着が湧きます。相棒と思えるようになりますよ。
ただ、やや重量があるタイプモデルが多く、首が疲れることがあります。
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軽くて通気性の良いモデル【インモールド】
インモールドタイプは外側にはポリカーボネートで内側にはEPS(発砲ポリスチレン)の表面に耐衝撃性の高い素材でコーティングしたモデルになります。
とても軽量で通気性が高いのが特徴です。軽量なので、首への疲労が軽減でき、長時間の登山でもヘルメットを気にせず登山できます。
また通気性の良さが、夏山登山ではホントに汗蒸れしないので快適に登山できます。
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自分に合うヘルメットの選び方 3選
①ヘルメットの種類を選ぶ
少し雑に扱っても長く使えるハードシェルと軽くて通気性の良いインモールドのどちらを選ぶかを決めます。おすすめはインモールドタイプです。
理由は、軽量で通気性があるので登山で付けているときの、首周りの疲労が少なくホントに快適です。
お金に余裕のある方は、登山中に長く着用する事を想定して、インモールドタイプを選ぶことをおすすめします。
②安全規格の有無の確認
登山用ヘルメットは、安全規格があるものとそうでないものがあります。もちろん安全規格の承認されたものを選びましょう。
安全規格に通っていないものは、登山で想定する石の落下などの衝撃に耐えることができず、自分の頭を守れません
安全規格は国際山岳連盟によって定められたUIAA規格と、ヨーロッパの登山用ヘルメットの安全基準であるEN規格が一般的です。
EN規格をクリアとCEマーク、UIAA規格をクリアするとUIAA適合マークが表示されています。自分のヘルメットは内側のシールに記載があります。
ヘルメットにこれらの規格マークが表示されていれば、耐久性や耐衝撃性の基準をクリアしたヘルメットです。安全基準を満たすモデルを選びましょう。
③サイズ/フィット感で選ぶ
ヘルメットはサイズとフィット感で選びましょう。
サイズとフィット感が合っていないと、脱げやすくなったり締め付けすぎて頭痛が起こります。試着して自分の頭の形に合ったヘルメットを選ぶようにしましょう。
日本人は頭の横幅が広く丸い骨格を持つ人が多いと言われており、ヘルメットを選ぶ際には特に注意が必要です。
自分がヘルメットを初めて買ったとき、デザイン的にグリベルのヘルメットが欲しかったのですが、試着してみるとフィット感が甘く自分に合っていませんでした。
いろんなメーカーのものを試着することをおすすめします。
おすすめのヘルメット 3選
MAMMUT(マムート) Crag Sender Helmet
マムートは1986年に設立されたぞうさんのマークでおなじみのアウトドアブランド。現在、自分が使っているヘルメットが Crag Sender Helmetです。
インモールドタイプのため、通気性と軽量性に優れています。S/Mサイズでは200gを切った199gと非常に軽量に仕上がっています。
実際、登山中につけていても首に負担がかからず、頭も蒸れず快適に登山できていますのでおすすめです。
安全規格もクリアしており、万が一事故に合った際に守ってくれる安心の作りとなっています。
また、顎ストラップの調整がしやすく、後頭部の調整はつまみを回すことでできるため、簡単にフット感を調整できますので非常におすすめです。購入を検討してみてはいかがでしょうか。
【重量】S/M(199g)、M/L(219g)
【重量】S/M頭囲:52~57cm M/L頭囲:56~61cm
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PETZL(ペツル) シロッコ
ペツルはクライミング用品の代表的なアウトドアブランドです。
シロッコは著名なクライマーも御用達のアイテム。所有感を満たしてくれます。
最大の魅力は、圧倒的な軽量性です。登山用ヘルメットは250g〜350g程度の重さが一般的の中、シロッコはS/Mサイズで160 g と圧倒的に軽量です。
被ってみるヘルメットの重さをほとんど感じなく、首に負担がかからず登山を楽しめます。
国際的な安全規格もクリアしており、万が一の際にも頭を守ってくれるのでおすすめです。購入を検討してみてはいかがでしょうか。
- 【重量】S/M(160g)、M/L(170g)
- 【重量】S/M頭囲:48~58cm M/L頭囲:53~61cm
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Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ビジョン
ブラックダイヤモンドはクライミング用品の代表的なブランド。
ビジョンはブラックダイヤモンドのヘルメットで最も堅牢なモデルですが非常に軽量です。
S/Mサイズで220gにも関わらず耐衝撃性に優れていますので、首への負担が少なく万が一の時に安心できる強度のあるヘルメスになっています。
ヘルメット後頭部の調整機構はがラチェット式になっているので、自分の頭のサイズに素早く調整ができるので手間が省けます。
安全規格もクリアしています。購入を検討してみてはいかがでしょうか。
【重量】S/M(220g)、M/L(240g)
【重量】S/M頭囲:53~59cm M/L頭囲:58~63cm
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おすすめのヘルメット関連アイテム
おすすめのヘルメットホルダー 3選
登山用ヘルメットは嵩張るため、バックパックの中に収納はできません。
そんなときに便利なのが、ヘルメットの持ち運びをサポートするホルダー。
ホルダーはリュックの外側にヘルメットを簡単に固定できるので、ヘルメットを装着しないときの持ち運びに役立ちます。 購入を検討してみてください。
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) ヘルメット ホルダー
アウトドアブランドのノースフェイスのヘルメットホルダー。
ストレスメッシュで作られていますので、取り付けた際にヘルメットをしっかりとホールドしてくれます。登山中にヘルメットがずれにくく快適に登山できます。
さまざまなリュックに取り付けが可能な仕様になっていますので、お手持ちのリュックでも取り付けることができます。購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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oxtos(オクトス) ヘルメット ホルダー
オクトスのヘルメットホルダーは、メッシュのヘルメットホルダーのようにゴムのテンションで押さえる構造とは違い、袋状の中にヘルメットを収納するタイプです。
そのため、登山中にヘルメットが落下することを気にすることはなく、安心して登山に集中することができます。
上記写真のような本格的なリュックにあるサイドコンプレッションと呼ばれるストラップ(サイドポケットの上にあるストラップ)があると簡単に取り付けることができます。
サイドコンプレッションがなくても、カラビナを購入すれば、さまざまなリュックに取り付けることが可能になります。購入を検討してみてください。
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EXPED(エクスペッド) ヘルメット ホルダー
エクスペッドは世界の登山家に愛されるアウトドアブランドです。
35gと非常に軽量のホルダーになっていますので、登山への負担を限りなく軽減してくれます。
伸縮性のあるメッシュを使用しているので、ヘルメットがズレにくく登山中のヘルメット落下を気にせずに行動することができます。
購入を検討してみてください。
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おすすめのヘルメットインナー
ヘルメットインナーを使うと快適にヘルメットを装着できます。
暑い日は登山でも強烈な日差しを浴びるので、頭からの汗が出ます。
ヘルメットインナーを被ることで、汗が目に入るのを防ぐ汗止めとして機能してくれます。寒い日にはヘルメットの中で保温をしてくれますので、頭が寒くならずに済みます。
お気に入りのヘルメットインナーを見つけて、快適登山をしていきましょう。
TARO WORKS ヘルメットインナー 速乾タイプ【暑い日向け】
安物にありがちな安っぽいロゴを見えなくしているので、シンプルな見た目でダサくなく着用することができます。
ストレッチするメッシュ素材を使っていることで、頭の形にしっかりとフィットし熱を逃してくれるので、暑い日に快適に登山することができます。購入を検討してみて下さい。
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TESLA(テスラ) ヘルメットインナー 保温タイプ【寒い日向け】
耳と首の後ろまでカバーするデザインの微起毛インナーキャップ。しっかりとカバーしてくれているので、通気性の高いヘルメットを寒くなく着用することができます。
冬用にしては薄めに作られているので、ヘルメットのサイズを気にせずに着用できますので、お手持ちのヘルメットでも調整代があれば対応できると思います。
購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
登山用ヘルメットについて紹介させて頂きました。紹介させていただいたように、登山用ヘルメットにも種類があります。
初めて購入するヘルメットは軽量な「インモールドタイプ」がおすすめです。
ヘルメットを購入する事で岩場などでの安全登山につながり、山歩きの楽しさが大きく広がります。
お気に入りヘルメットを購入して、山歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ぜひ山での非日常を味わってください。あなたの安全登山を応援します!一緒に頑張りましょう!
・岩場では登山用ヘルメットを着用しましょう。
・おすすめは軽量なインモールドタイプ
・自分に合うヘルメットの選び方 3選
①ヘルメットの種類を選ぶ
②安全規格の有無でが選ぶ
③サイズ/フィット感で選ぶ
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